ヌレエフ版「白鳥の湖」。 | つれづれパリ日記

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パリでの日常-マルシェ、お食事、ファッション、バレエ、スポーツ、読書など、日々のささやかな幸せを丁寧に綴っていきたいです。

クラシックバレエの三大バレエといえば
「白鳥の湖」
「くるみ割り人形」
「眠れる森の美女」くつ

チャイコフスキーの楽曲が心地よい
美しいバレエですよね~音譜

毎年、クリスマス前後に
素晴らしいクラシックバレエ公演があるパリオペラ座の
今年の公演は「白鳥の湖」マーブル

「白鳥の湖」にはさまざまなヴァージョンがあるとのことで
最近では、数年前に観た
マシュー・ボーン版「オール男性版白鳥の湖」が話題になりましたが
ルドルフ・ヌレエフが演出・振付を手掛けた
パリオペラ座版「白鳥の湖」
を観に行って来ました
ドキドキ

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みぞれ交じりの雪模様の
オペラ・バスチーユ
カメラ

「Le Lac des Cygnes」=「白鳥の湖」

音楽:チャイコフスキー
演出:ルドルフ・ヌレエフ
コスチューム:Franca SQUARCIAPINO


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毎年、クリスマス前にある
全幕もののオペラ座バレエを観ないと
私達にクリスマスはやってこないと思っている
バレエ鑑賞仲間の友人と私...
彼女は今年も休暇を取り、東京から飛んで来ました飛行機

ちなみに、今回取った席は
前から4列目のカテゴリー1の席(一人89ユーロ)だったのですが
私達のまわりには子供達がたくさんいて...
子供用料金はないオペラ座公演を
こうやって家族で観に来る人達の
習慣の違いに驚きながら
子供のようにワクワク胸を躍らせながら
バレエ鑑賞したのでした~
ラブラブ

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あらすじ:
Odette/Odile
オデット=白鳥
オディール=黒鳥
オデットとオディールは一人二役で
同じバレリーナが踊ります。

オデットが花畑で花を摘んでいると
悪魔ロッドバルトが現れ白鳥に変えてしまう。

→ヌレエフ版「白鳥の湖」では
王子の家庭教師Wolfgangと悪魔ロッドバルトが
一人二役です。

Le Prince Siegfried=ジークフリート王子の誕生日で、
お城の前庭では王子の友人が集まり祝福の踊りを踊っている。
そこへ王子の母が現われ、明日の王宮の舞踏会で花嫁を選ぶように言われる。
望まぬ結婚の話を聞いた王子は
お祝いにもらった矢を持って
友人達と共に白鳥が住む湖へ狩りに向かう。

→ちなみに、ヌレエフ版「白鳥の湖」では
王子が一人で矢を持って
湖へと向かうのでした。

泳ぐ白鳥達を月の光が射すと、
美しい娘たちの姿に変わっていった。
妖精のように美しい白鳥達の踊りに目を奪われ、
中でもひときわ美しかったオデットと恋に落ちた王子は
白鳥の呪いを解くため
翌日のお城の舞踏会へオデットを招待し、
舞踏会でオデットに愛を誓うと、約束を交わす。

愛する人との永遠の愛を誓えば
白鳥は人間に戻ることが出来る、
白鳥にされた呪いは解かれるのでした。

王宮で踊りが繰り広げられているところに
悪魔の娘=黒鳥オディールが現われる。
王子は彼女を花嫁として選ぶが、
それは悪魔ロッドバルトが魔法を使って
白鳥オデットのように似せていた黒鳥オディールであり、
それを見ていたオデットは、
王子の偽りを白鳥達に伝えるため湖へと走り去る。
悪魔ロッドバルトに騙されたことに気づいた王子は嘆き、
急いで白鳥オデットのもとへ向かう。

破られた愛の誓いを嘆く白鳥オデットに、王子は許しを請う。
そこへ現われた悪魔ロッドバルトと戦い
王子は悪魔を討ち破るが、
白鳥たちの呪いは解けない。
絶望した王子と白鳥オデットは湖に身を投げて来世で結ばれる。

→ヌレエフ版「白鳥の湖」では
悪魔ロッドバルトが白鳥オデットを連れ去り
王子と白鳥オデットは結ばれることなく
救いようのない絶望感で
幕が下がったのでした。

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私が観た公演は
Odette/Odile:Laetitia PUJOL
王子:麗しのMathieu GANIO
悪魔ロッドバルト:悪役がよく似合うBenjamin PECH
という
素晴らしい配役でしたクラッカー

やっとの思いで探した
ほんの少しですが...
公演の雰囲気の様子はコチラダウン



削除されませんように~!!

ところで、今年のパリオペラ座は
Odette/Odile役に
白鳥の湖を踊るために生まれて来たのではないかといわれるくらい
白鳥役にぴったりだという
今を時めく
世界で最も美しいバレリーナと賞賛される一人の
ロシア人Ulyana Lopatkina ユリアナ・ロパートキナ
を呼んでいます
ラブラブ

ロパートキナの踊る
白鳥を観れなくて残念
にこ

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悪天候の中でも
まっすぐ帰る気など全く無い私達は
バレエ公演の後
オペラ・バスチーユ横のカフェで
ガツガツ食べながら
「白鳥の湖」について
語り合ったのでした~キラキラ

そして、終電に近いメトロに乗り
帰路についたら
途中でメトロが止まり
理由の説明もなく、「ハイ、今晩はここまでです!!
と突然メトロを降ろされ
違う路線に乗り、大まわりして、
なんとか家路に着いたのでした~
汗

悪天候で夜中だと
タクシーなんてなっかなかつかまらないパリで
なんとか帰宅出来て
よかったです
チョキ