今月の「フィガロ ジャポン」は
パリ特集で
「暮らすようにパリ歩き」というタイトルです
熟読しています~
長年に渡り
ず~っと何だろう~と興味があったのですが、
手つかずだった
マルシェの魚屋さんで見かける
長細い貝
いつも、ゴムで束ねられていて
たま~に、買う人がいるのを見かけてはいたのですが...
たまたま、「フィガロ・ジャポン」の
稲葉さんの「美味しいパリ暦」欄に写真があってびっくり
日本語でマテ貝というんですね~
ちなみに、私は食べたことがないのですが、
九州地方では食べるみたいです
友人を誘って
この欄に紹介されている
スペイン料理レストランへ足を運びました
最寄り駅は
メトロ8番線 Filles Du Calvaire
北マレ地区で、あまり来たことのないエリアです
地下鉄を降りて地上へ上がると見える、馬のオブジェのある建物を
正面に見て
右に行って2つ目の角を曲がったところに
このレストランがありました
スペイン料理「XATO」
19 Rue Commines 3区
01-40270083
「フィガロ」では午後7時半から開店とあったのですが、
予約をすると、午後8時に来て下さい、といわれ...
スペイン人は特に夕食のスタートが遅いといわれますが
そのようですね
午後8時前に到着したら
まだ店内には誰もいなくて
女主人さんと思われる方と話が弾みました
ものすごいスペイン語訛りのフランス語だったのですが、
話しているうちに耳に馴染んで来て
もちろん
「フィガロ・ジャポン」を見て来たのよ~と言いましたよ
「昨日も、ランチ時と夕食時に、一組ずつ日本人が来てくれたわ~」
と嬉しそうに話していらっしゃいました
ところが...
楽しみにして来た
「Couteaux a la plancha マテ貝の炒め物」
今日はマテ貝の仕入れがなくて、オーダー出来ないのよ~」
アプリコット、撃沈
ちなみに、マテ貝はフランスでは今が旬の時期で
スペインでは夏が旬の時期で
フランスとスペインでは、少し旬の時期が違うのだそうです
マテ貝の調理方法を
女主人さんに詳しく聞きました~ぐふふ
CAVAを頂きながら
スペイン風突き出し「パン・コン・トマテ」
にんにくが効いたトマトソース、絶品でした
続いて...
ガスパッチオ アンダルシア風
これも、濃厚で、少しにんにくが効いていて美味しかったです
この、女主人さんイチオシの
「revuetto de morcilla」=
「oeuf bruilles au boudin noir et pognons de pin」
私の苦手な、豚の新鮮な血のソーセージ、ブータン・ノワールを使った前菜なのですが
「いつものフランス料理のブータン・ノワールと全然違うから
是非試してみて」
と言われた通り、ブータン臭さが全くなくて、とても美味しかったです
イカ墨のリゾット
イカ墨大好きなので、大満足でした
デザートまでしっかり頂きました
パリで、美味しいパエリアを食べたいなら
「XATO」是非お薦めです