「はーい。じゃあみんな席についてー」
麗奈は部室の扉から向かって対角線上の位置に置かれた長テーブルの椅子に腰を下ろす。世間ではその場所をお誕生日席と言われている。だがこの部室ではその椅子を部長席としている。
「瑠璃とひなにこれ渡しておくわ。あ、海斗にも渡し忘れてたわね。はい、これ」
紙が三人に渡っていく。俺と仁太も空気を読み昨日渡された紙を鞄から取り出す。こっちに入れといて良かったぜ。
「日程決まったんですよねー! 踊り場でも見ましたよー!」
「へーイブの日なんだ。はい海斗くん」
最後の一枚をひなが海斗に回す。
「ありがとうございます」
「全員に渡ったわ? じゃあここでみんなに言っておくことがあるわ! 心して聞きなさい!」
部員一同その発言に目が奪われる。
「私たち天文部は体育館で演奏をすることが決定したわ!」
晴れやかな輝きを放った笑顔。
一瞬の沈黙の後に、
「え? 講堂でやるんじゃないのか?」
仁太の意見に同意だ。俺もそう思っていた。
「前回も去年も確かバンドを組んでいたグループは講堂で演奏していたはずだろ」
付け加えるように言うと、
「あんた達教科書通りのやりかたがそんなにいいの?」
部長席を立ちあがり腕を組み、眉根を寄せ俺と仁太に視線をぶつける。
「今までのやり方がダメなら変えないといけないじゃない。だから今までのバンドグループは一位になれてないのよ」
期待と好奇心に胸を膨らませる冒険家のようにこう続けた。
「変化を恐れては夢は叶わないってことよ!」
二人ほど面を喰らっていると明るい声が耳に入ってくる。
「麗奈先輩しびれますぅぅぅ! かっこいい! よ! 大統領!」
瑠璃なんだ大統領って。
そしてそこ照れるな。
麗奈は部室の扉から向かって対角線上の位置に置かれた長テーブルの椅子に腰を下ろす。世間ではその場所をお誕生日席と言われている。だがこの部室ではその椅子を部長席としている。
「瑠璃とひなにこれ渡しておくわ。あ、海斗にも渡し忘れてたわね。はい、これ」
紙が三人に渡っていく。俺と仁太も空気を読み昨日渡された紙を鞄から取り出す。こっちに入れといて良かったぜ。
「日程決まったんですよねー! 踊り場でも見ましたよー!」
「へーイブの日なんだ。はい海斗くん」
最後の一枚をひなが海斗に回す。
「ありがとうございます」
「全員に渡ったわ? じゃあここでみんなに言っておくことがあるわ! 心して聞きなさい!」
部員一同その発言に目が奪われる。
「私たち天文部は体育館で演奏をすることが決定したわ!」
晴れやかな輝きを放った笑顔。
一瞬の沈黙の後に、
「え? 講堂でやるんじゃないのか?」
仁太の意見に同意だ。俺もそう思っていた。
「前回も去年も確かバンドを組んでいたグループは講堂で演奏していたはずだろ」
付け加えるように言うと、
「あんた達教科書通りのやりかたがそんなにいいの?」
部長席を立ちあがり腕を組み、眉根を寄せ俺と仁太に視線をぶつける。
「今までのやり方がダメなら変えないといけないじゃない。だから今までのバンドグループは一位になれてないのよ」
期待と好奇心に胸を膨らませる冒険家のようにこう続けた。
「変化を恐れては夢は叶わないってことよ!」
二人ほど面を喰らっていると明るい声が耳に入ってくる。
「麗奈先輩しびれますぅぅぅ! かっこいい! よ! 大統領!」
瑠璃なんだ大統領って。
そしてそこ照れるな。