今日から、ちょっと新しい試みを、ということで。
今回は書評をしたいと思います!
旅行記とか書いてる時点で、もう音楽と関係ないんですけど、
改めて、やりたいことをやって、
書きたいことを書くのがブログやろ!!
って思いまして。
その中でも、レビューすることで、その時々の自分の思いも
形にして残すことが出来て、
一石二鳥じゃないかというやつです。
ということで、今日は友人に頂きました本、
成功のコンセプト/三木谷浩史
を読みました。
- 成功のコンセプト (幻冬舎文庫)/三木谷 浩史
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日本を代表する企業家だし、IT界のトップを走る方なんですが、
考え方が物凄く日本人らしくて、非常に好感を持ちました。
勿論、本心なんかは分からないですけどね…笑
内容としては、成功のコンセプトを5つ、提案されています。
その中でも僕は、
「常に改善、常に前進」
「Professionalismの徹底」
というコンセプトに共感を持ちました。
というか改めて気付かされました。
1つ目のコンセプトに関して、
凡人が、世界の天才と戦うためには、
日々、歩みを止めず、一歩ずつ進み続けることが大事で、
それを行うために、
「自分がどこへ向かうべきなのかを考えながら、
日々改善を続けていく」こと、すなわち
「自己否定する視点」
が必要なんだそうです。
自己否定っていう響きはアレですが、
それって必ずしもネガティブなんじゃなくて、
自己愛が自らの成長を阻害してるんじゃないか、
という、チェック機能としての役割を果たすんです。
その厳しい視点を持った上で、
達成すべき目標を定め、必ずクリアしていく。
シロかクロの世界で、ストイックにやっていかないといけない。
ということが書かれていました。
僕自身も、そういった視点を持って、
ポジティブな自己否定をしていこうと、凄く思いました。
そして、目標を必ず達成すること。
そこが一番、自分に足りていないところだと、痛感しています。
次のコンセプト、プロフェッショナリズムですが、
三木谷さんにとって、プロフェッショナリズムとは、
仕事に楽しみを見出せる人。
その楽しみを見出すためには、
成功体験が必要だ、ということです。
何かを達成することって、充実感、喜び、
そういったものをもたらしてくれますよね。
成功体験が次の挑戦へと向かわせ、
その挑戦がより大きな成功に繋がっていく。
だから、面白い仕事があるんじゃなく、
仕事を面白くする人間がいる。人間になる。
そのためには、
目的意識を持つこと、誰かのためになると考えること。
そういったものを見出すことで、
達成すべき目標が生まれ、
実現した時に、成功体験が生まれ、
仕事は面白くなっていく。
実際、このことって、誰もが体験してますよね。
それを続けるか続けないかの違いではないでしょうか。
仕事以外にだって、当てはまることだと思います。
その他にも、
「仮説→実行→懸賞→仕組化」
「スピード!スピード!スピード!」
というコンセプトも、
説得力を持って、伝わってきました。
そこでも、非常に心にぐさっとくる言葉がありました。
「消極的失敗よりも積極的失敗」
「当事者意識を持てばスピードは上がる」
正直、誰もが知ってることを言ってるだけなんですよ。
でも実際、出来てないことでもある。
成功者としての三木谷さんが綴ることで、
物凄く説得力も増しますし、
逆に言えば、それだけの簡単な心がけで、
成功者に近づけるんだ、ということでもあると思います。
就活を通じて、こういう、核心に触れてくる本に出会えて、
自分を振り返る機会を与えてくれて。
社会って、ちゃんと出来てるんですね。
ちょっと重くなっちゃいましたが、
そんなに難しいことも書かれてなくて、薄っぺらい本なんで、
是非、一度読んでみてはいかがでしょうか!!