1月某日、立川市にある南極・北極科学館に行きました。すごく面白かったです!

 

用事で近辺までやってきたので、ついでに何か面白そうな場所はあるかな〜と検索で見つけて足を伸ばしたのですが、ついでどころかメインで楽しめました。

 

 

極地の観測と研究を行う国立極地研究所

南極・北極科学館は、その活動内容や極地科学について学べる施設です。

 

 

南極・北極の生物に南極隕石、観測基地での業務や生活ぶり等々、豊富な実物資料と共に紹介されています。

 

その中から今日は、観測に使用する道具や乗り物、観測基地についてメモ。

 

 

南極の氷もあった!🧊

なんで解けないで残ってるの?と思ったけど、ちゃんと解けてるそうです笑。数日で解けて、都度入れ替えているとのこと。何か加工してるのか、普通の氷とは違うのか?と思った。替えがあるとは😂

 

 

 

 

氷床掘削ドリル

 

この長〜いドリルで南極大陸の厚い氷を掘り進み、試料となる氷の柱「アイスコア」を採取する。

映画『南極料理人』でも作業シーンがあったやつだ!指差し

 

 

長年の積雪が幾重にも重なってできている南極の氷の中には、大昔の空気や温度などの記録が閉じ込められているため、地球環境変動の歴史を知る重要な情報源となる。なんか髪の毛みたい??髪も食生活が記録されてるし、筒状だし🤣

 

ちなみに、このドリルでは深さ3000mまで到達、推定70万年前の氷まで採取できたそう(現存最古のアイスコアは80万年前)

同様の調査は北極でも行われ、あわせて気候変動のメカニズムの解明に取り組んでいる。

 

 

 

大型雪上車

 

巨大!ゴツゴツ!カッコイイ!(小並

1968〜69年に昭和基地から南極点まで往復5200km、5ヶ月を走破した実車。

製作は小松製作所、エンジンはいすゞ。(今度いすゞプラザも行ってみたい

 

外装は太陽熱を吸収するために黒塗り。

でもなんで現行車は黒くないんだろうと思ったら、夏の南極は太陽が沈まず、車内はエンジンからの熱なども加わるため、黒塗りは暑過ぎたようだ日本極地研究振興会

 

 

 

内部には簡易ベッド、ミニキッチン、通信機器などが搭載されている。

設備も揃って頑丈そうだけど、これで5ヶ月生活はやはり過酷だろうな…無気力

 

最高時速は10km、1日の走行距離は40kmほど。

燃費は普通の車の80倍にもなり、危険もはらむ道なき道を、大量の燃料をそりで引いて走る。

 

 

 

犬ぞり

 

雪上車が活躍する前、1962年までは犬ゾリが使用されていた。

現在は「環境保護に関する南極条約議定書」により、南極大陸への動物の持ち込みは国際的に禁止され、犬ゾリも使われなくなった。

 


南極越冬猫の「たけし」くん。

 

ちなみに、昔は猫ちゃんまで南極に行ってたんだね。寒いの嫌いだろうに!🥶

でも写真を見ると意外に快適そうで、まるまるしてました三毛猫

 

 

 

 

 

南極観測船

現行の南極観測船「しらせ」(左)と、歴代の観測船(右)

 

 

2009年から運行する現行船には、貨物コンテナや散水パイプも備えている。

映像もあって、パイプから水を吹き出しながら氷の上を進む姿がかっこよかった。

 

 

 

越冬隊員の防寒服

上下モンベルでした。

 

 

 

昭和基地の様子

昭和基地の模型と、ライブ映像も流れている。

今はまだ夏で明るいけど、冬になると極夜でずっと暗い。私なら冬季うつを拗らせそうだ…南極観測隊とか宇宙飛行士とか、ほんとすごいなあ。

 

 

居住棟の個室はこんな感じ。

なんだか自分の学生寮生活を思い出す部屋だ…

 

広さは4.3畳、床暖房やLANも設備。

昔は、ベニヤ板に仕切られただけの2畳にも満たないスペースだったそうです。

 

 

…などなど。また続きを書きたいです雪の結晶もいもい

 

▼書きました

 

 

 

国立極地研究所「南極・北極科学館」

入館料:無料
休館日:日曜日・月曜日・祝日・第3火曜日

URL:https://www.nipr.ac.jp/science-museum/index.html