ロールシャッハ歴 -10ページ目

ロールシャッハ歴

でかすぎる夢だ。

沢山の人とすれ違う。

歩くのは、いつも決まって一人だ。

問題無い。

自分で選んだ道だ。

だが本当に、そうなのか?

ある種の疑念が頭をよぎる・・・

いや、それはある種の感情と言うべき物か?

今すれ違ったばかりの人々は、振り向く度に消えてゆく。

まるで私から逃げて行くように感じる。

そうして、そのように感じ。

感じた事で思う事が感情なのだとしたら。

やはりそれは、すれ違った人々への疑念では無く。

自らが感じるだけの、只の感情なのであろう。

もし私が感情で道を選ぶのだとしたら

やはり自分で道を選んだ事になろう。

しかし、私が道徳や理念で道を選ぶなら

それは、もはや自分で選んだ道とは言えまい。

しかし、その感情が道徳や理念に基づいた物であるならば

必ずしも、自分で選んで無いとは言い切れない。

それは鶏が先か?卵が先か?の理屈に似る。

よく耳にする言葉がある。

人は一人では生きれないと。

生きる事を道に置き換えればよく分かる。

それは程度の差はあるにせよ

欺瞞に満ちた、生きる事自体を存外にした意味を持つ。

それもやはり

鶏が先か?卵が先か?なのである。

そこを勘違いし。

ただ誰かが必要だと言うだけでは

一人では生きれないの意味を

怖ろしく利己的に解釈しているだけに過ぎない。

この負の連鎖は

悲しい出来事を引き起こすだけで

周りが見えている物を、自分は見えないと

訴え続けるのと似る。

そうなった時

途方も無い時間の中で、己の存在を確かめる事になる。

コロンブスは自分の正しき道を

そして、その価値を証明する為に卵を割った。

オレは、コロンブスのように

その卵を割れるだろうか。


追伸

道は造るものか?

それとも歩く物か?

または、その両方であろうか?


ロールシャッハ
全ての自信を失い。

深い暗闇の中で、進むべき道を探す。

やがて現れた道標も

自分の弱さが作り上げた幻想だと気付く。

歩み続ける方向を見失い

途方にくれる私を見て

あなたはどう思うのだろう。

私の希望が

もし残された私の希望が

あなただけなら

それを伝える事を私は恐れる。

それでもあなたは私を受け入れるだろう。

受け入れたあなたを見て

私は苦しむだろう。

愛される事を心から願い

愛される事から逃げる矛盾。

本当の想いは、季節と共に運ばれ

季節と共に消えゆく。

嘘で飾らないあなたを

嘘で飾った私が苦しめた。

いくつの冬が過ぎたのだろう

いくつの春が過ぎたのだろう

繰り返し、繰り返し

日の当たる場所を探し続けた。

春は、まどろみの中で夢を叶え。

夏は、陽炎の中に理想を抱き。

秋は、暮れる夕日に願いを託し。

冬は、凍える両手を強く握る。

そうして長い月日は

優しい嘘だけを私に残した。

あなたは私を見て、どう思うだろう

何も持たない私は

あなたを幸せにする嘘も言えないだろう。

それでも愛されたいと思う事が

間違いだと言うのなら

私は何を感じればいい。

それでもあなたを求める事が間違いならば

それを伝えて欲しい

ためらわないで欲しい。

傷つく事は、未練となって私を縛り

重い鎖は、私の動きを封じるだろう。

しかし

十字架を背負ったキリストのように

私の目は前を見据え。

顔は、とても穏やかに映る。

あなたには永遠に、そうでありたい。

例え全てを失うとしても。


追伸

これは有る出来事を
オレなりに、文章に起こした物である。

ロールシャッハ
日曜日が始まった。

人により日曜のとらえ方は様々だろう。

土日が休暇の人は、楽しんだ土曜日を思いながら。

明日からの仕事に憂鬱を感じる

一日を過ごすかも知れない。

日曜日だけの休みを過ごす人は

出来るだけ月曜日の事を考えまいと

今日を楽しむ事だけに没頭し

一日を過ごすかもしれない。

当然オレには、そんな感情は無い。

感情で判断をミスするような事も無い。

そうオレは感情を捨てた男・・・

なんたってオレは出来る男だ。

かの有名な、ヘルマン・ロールシャッハも

生きていれば、こう言うだろう。

週末に、物事を深く考えるなと。

生きる事は厳しいと、大多数の人は感じている。

その現実と言う怪物の中を彷徨い歩き

疲れ切った時に訪れた束の間の休息。

その楽しい祭りの後に

自分を振り返る。

そんな事に何の意味があろうか?

当然オレは休日の終わりに後悔したり

自分を見つめ直したりしない。

ふっ、なんたってオレはで(略

そんな事は何かを行っている時。

現在進行形で物事を進めている時にだ

それと並行し、同時に考察していくもんだ。

前置きが長くなったぜ・・・

勿論オレは今任務中だ。

オレに建前上休みなんか無い・・・
(昨日の報告書はスルーしてくれ)

だが、今日はろくな任務が無い。

だいたいにしてだな、顧客は皆お休み。

オレが頑張ったって仕事になりゃしなねぇ。

他のエージェントにも休暇をくれてやったぜ。

日曜日は他の友人と、遊ぶ予定が合うから休みたいんだってさ・・・

ちくしょうめぇぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

どうせオレには友達なんかいませんよぉぉぉぉぉぉぉ!!

ふっ、当然だ。

オレは仕事にいきる男。

なんたってオレは(略

しかし、やる事なさすぎる。

こんな風に報告書、書けるくらいだもんな~

う~~~~ん

今日は早く帰るかな・・・


追伸

友達は大切に

ご飯はよく噛んで長めに

味噌汁は熱めに

ロールシャッハ