「書を捨てよ町へ出よう」

有名な映画のタイトルです。
しかし、ぶっちゃけ内容は知らない、それどころか映画のタイトルであることも知らない人も結構いるでしょう。
私も正直知りませんでした。どこぞのひねくれた外国の作家の名言かと思ってました。
それくらい、言葉が一人歩きしているわけです。
そしてインパクトも強いため、世の中にはこの言葉のパロディが山ほどあります。
今回はそうして生まれた「書を捨てよ亜種」をご紹介したいと思います。


まずは『スタンダード行こう』タイプ。

・書を捨てよ、山へ行こう
・書を捨てよ、フェスへ行こう!
・書を捨てよ 三沢へ行こう
・書を捨てよ、BEAMSへ行こう

「○○へ行こう」とだけ言うより、妙な説得力が生まれますね。
ただ、「BEAMSへ行こう」までいくと「しゃらくせえ!」感が出てきます。

この「しゃらくせえ!」は、書を捨てよ亜種を見る上で、非常に重要なものです。
そもそも名言パロは、型にはめて説得力を増せる代償として、さじ加減を間違えると一気にしゃらくさくなる危険性を孕んでいます。
書を捨てよ亜種も、そんなしゃらくささを楽しみつつ見ていきましょう。


続いて『脱・行こう 移動型』タイプ。

・書を捨てよ!海に出よう!
・書を捨てよ 旅に出よう!!
・書を捨てよ、花見へ出かけよう
・書を捨てよ!『ナンパ』をしに街へ出よう!!

しゃらくさいですねえ。
中途半端に崩すと、むしろかっこ悪くなるようです。
特に最後のはもう、言ったやつを痛い目に遭わせたいレベルです。
書で殴るぞ。


最後は『脱・行こう 行動型』タイプ。

・書を捨てよ、水着になろう!
・書を捨てよ、中期ゴジラ映画を見よう
・書を捨てよ、馬を買おう
・書を捨てよ、ベッドでセックスしよう

最も多いタイプにして、最もしゃらくせえものが多いタイプです。
「そんなに崩すならもう書を捨てさせず普通に言え」と感じざるをえません。
最後のは、見つけた瞬間全身の力が抜け、この調査を打ち切るまで至った問題作です。
これ言ったやつの生き血をインク代わりに、分厚い書をしたためたい。


以上、いかがでしたでしょうか。
書を捨てよ亜種に限らない、名言パロの功罪を実感していただけたなら幸いです。

私はこれから、捨てられた書を拾ってブックオフへ行きます。