かけがえのない記憶
8月10日のポレポレで、こんなことがありました。
水彩色鉛筆を使って慎重に描いていた濱田さん。
作品を描き終わると、ムラを気にしていましたが、
まわりからは「このムラがいいんじゃない!」と
声を掛けられていました。
みなさんはどのように感じられたでしょうか?
実は、上の作品は、ポレポレ作品集にも載っている
長塚均さんの作品へのオマージュだったようで、
「天国から長塚さんに恨まれちゃう・・・・・・」と言っていました。
それを聞いたまわりのみなさんが、
「思い出してくれただけで、長塚さんは喜んでいるよ!」
「お盆も近いし、その辺に来ているんじゃない?」
「いや、いつも来ているんだよ!」と
大変盛り上がっていました。
描くことを通して、
その場にいないメンバーのことを気遣っているというのが、
すごいことだなあ……と思いました。
以前「幻聴妄想かるた」で知られている
ハーモニーの新澤さんから聞いたことがありますが、
かるたの活動や、ミーティングを行う中で、
自然と亡くなったメンバーのみなさんの話が出てくるそうです。
関わりの密度が濃かったどうかは別にして、
同じ場所で時間を共にしていたということは、
それぞれのポレポレメンバーの中で
かけがえのない記憶になっているんですね。
そういえば、久し振りにポレポレに来られた方から、
それぞれのメンバーは年齢を重ねてきてはいるけど、
ポレポレで流れる時間は変わっていないと
言われたことを思い出しました。
長塚さん、メンバーのみなさんのやりとりは、
きっとあの頃と大きくは変わっていませんよ!
これからも見守っていてくださいね!
珍しいテーマ:2019年8月10日
8月10日のポレポレの様子をお伝えします。
8月のポレポレは、お盆休みの都合で1回になる年もあるのですが、
今年は3331の休館日と重ならなかったため、
第2週も開催することができました。
いつもより少なめではありましたが、
後半が近付くと徐々にメンバーが集まってきました。
この日のテーマは・・・・・・
「↑↓」
記号がテーマになるというのは珍しいですね。
メンバーの作品を見てみましょう。
この時期は夏祭りや花火大会に出掛けるため忙しい裕士くん。

階段を上下する場面が思い浮かんだようです。
色を塗るときには、本人の好きな色ということでもあってか、
「バーントアンバーが少ない!」
「グリーンディープではなく、フォレストグリーンなんだよ〜!」
と色彩へのこだわりを見せていました。

その次に描いているのは、電車でしょうか?

「上り・下り」ということだったんですね。
ちなみにこの電車は、「東京」「高尾」と書かれているので、
中央線快速のようです。

裕士くんが選曲した中山ラビの曲を耳にして、
大変盛り上がっていた晴子さん。
テーマを反映した構図になっていますね。
私には鳥が見えてきたのですが、みなさんはどうでしょうか?
ダンスを終えてから来た美名子さん。
前回の作品に手を加えると、サイモンさんと一緒に見ていました。
本人からは「富士山!」という言葉が出ていましたが、
徐々に山の姿が現れてきました。
クレヨンで描くのが楽しくなったのか、
新しい作品でも最初にクレヨンで描いてから、
絵の具を塗っていました。
何を描くのか尋ねたところ、「上下!」と言っていたので、
テーマを気にしているようでした。
この日の最後には、
みんなで集まって制作途中の作品を見ていました。
縦の構図にするか、横の構図にするかで盛り上がっていましたが、
次回どんな選択をするのかな?
美名子さんの後ろでは、こちらのふたりが、
いつものようにドラマを演じながら描いていました。
改めて思うと、「↑↓」のテーマはふたりにぴったりだな……と
描いている様子を見ながら思いました。
裕也くんはもう少しで完成しそうでしたが、
本人曰く、薄い色の部分を濃い色に塗り替えて、
全体にメリハリをつけたいとのこと。
「次回には完成させたい!」と意気込んでいました。
完成した舞台のチラシを持参してきた萌さんは
この日いずれもひまわりを描いていました。
萌さんらしい明るい作品ですね。
こちらでは、以前萌さんが「夏の思い出」というタイトルで
作品を描いていたのを思い出したそうで、
「私も夏の思い出を描きます!」と教えてくれました。
海に行く途中で潮来の道の駅に寄ったのですが、
そのときに食べたカップラーメンがおいしかったそうです。
切り絵で表現されたワンピースが、夏らしくていいですね。
海では、貝殻を拾ったことが印象深かったとのことでした。
こちらでは「ドラえもん」「おなか」などと言いながら、
すごいエネルギーで描いていました。
光っているのはネコの目とのことです。
描いているときの筆の勢いが伝わってきますね。
こちらは完成はしませんでしたが、
「田んぼは上」のように、テーマを反映させながら、
丁寧に描いていました。
休む予定と聞いていたのですが、
個展を控えて忙しい中でも、駆けつけてくれた卓也くん。
テーマを反映させて、女性像を描いていました。
女性が上下だけでなく、いろいろな方向を見ています。
卓也くんの作品に興味のある方は、
個展にも足を運んでもらえたらうれしいです。

























