グループ展を間近に控えた中で:2024年6月22日
6/22のポレポレの様子をお伝えします。
前日に梅雨入りが発表されましたが、
この日の活動中には
雨に降られることはありませんでした。
グループ展を間近に控えた中で出された
この日のテーマは……。
「うつる」
メンバーの作品を見てみましょう。
この日のテーマを聞いたときに、
私が昔、自分の卒業制作の企画の中で、
裕士さんが「うつる」というテーマで
描いた作品を展示したことを
思い出しました。
そんな話を裕士さんにしたところ、
ご本人も「うつる」というテーマで
作品を描いたことを覚えていたそうです。
以前描いたときも鏡が登場していましたが、
今回はゾウの姿を描いていました。
終わった後は、
水面に映る車を描いていました。
どちらの作品にも裕士さんがよく描く
太陽が登場していました。
裕士さんの隣では
大河原さんが描いていました。
前日のことが印象に残っていたのか、
「大雨の日」というタイトルの
作品を描いていました。
その前に描いていた作品には、
「心の病気のうつる瞬間」という
タイトルが付けられていました。
今回のテーマを聞いて、
感じたことをこのような形で
表現されていることに驚かされました。
大河原さんの後ろでは、
お子さんたちが
大胆に描く姿が見られました。
筆を指で弾いて絵の具を散らせていました。
スパッタリングと呼ばれる技法ですが、
自分で思い付いてやってみたそうです。
この日の最後には
手形で作品をつくっていました。
日々の制約から解放されて、
自分を出すということが
ポレポレという場所でもあるので、
思うがままに取り組む
お子さんたちの姿は、
ポレポレを象徴している気がしました。
サイモンさんも
とてもうれしそうにしていました。
こちらのテーブルでも活気が見られました。
この日もお子さんたちの相手をしていた
麻子さんが描いていたのは、
デジタルカメラに写った姿でした。
メモリーカードが登場しているのが、
麻子さんらしい視点ですね。
途中で「うつる」という漢字を
たくさん書き出していた麻子さん。
その中で、スタンプを描こうと
思い付いたそうです。
最後には映写機を登場させていました。
同じテーブルで描いていた
力さんの作品は、
以前からの続きだったのですが、
この日のテーマとも重なっていました。
実は、この日のテーマが出たときに、
最初に話題になったのが、
コロナウイルスに「感染る」ことでした。
全くなくなったわけではないので、
体調管理には引き続き
気を付けないといけませんね。
芳賀さんの後ろのテーブルでは、
裕也さんが前回区切りをつけた作品の
色をはっきりさせるために
少し塗り足しをしていました。
子どもたちのことを気にした萌さんは
パステルを使って
色鮮やかなアジサイを描いたそうです。
グループ展に出したいという思いも
あったようですが、
今回は別の作品が出展される予定です。
美名子さんはコラージュの続きです。
サイモンさんと話をする中で、
淡墨を塗ることにしたそうです。
こちらは前回の続きですが、
リアルな大きさとは違う
スケール感が画面の中に
映し出されていました。
活気が見られたポレポレでしたが、
16:30になったら皆で片付けを行って、
この日は終了となりました。
前回の記事でもお伝えしましたが、
6/26から足利で
ポレポレのグループ展が始まります。
「いるいる 色いろ」
アトリエ・ポレポレ展 2024
2024/6/26(水)-6/30(日)
11:00-18:00(最終日16:00まで)
artspace & café
詳細はこちら
これまでこのブログで紹介した
作品の一部が原画で
見られるかもしれません。
会場でポレポレの時間と空間を少しでも
体験していただけたらうれしいです。