やっと読み終えた。
結局、3か月以上かかった。
時間がかかった理由は、途中まで読んでいたのだが、自宅に本を置き忘れたからだ。
今回、久しぶりに自宅に戻ったこともあり、一気に読んでしまった。
置き忘れた以外に、小説も佳境に入ってきたということも大きな理由だ。
小説テ-マがキリスト教。
クリスチャンである作家自身の思いは、この小説に出てくる人物に散りばめられていると思った。
何もキリスト教でなくてもいいが、宗教を扱った小説は結局、人間の生き様、それも人としての心の奥深くに入り込んで行く。
自分の生活を振り返ると、宗教との関係はそれほど深くない。
大体が、人の死でしか宗教の関係がないのが実態ではないだろうか。
世界大宗教を学校で習った。
キリスト教、イスラム教、仏教。
それらの宗教を始めた人物が誰かも習った。
知識として。
そこまでの知識。
それ以上、宗教について習うことも、学ぶこともなかった。
日本人の大半は仏教徒だ。
しかし、浄土真宗とか、天台宗とか、様々な宗派に属しているが、その違いは知らない、。
代々、浄土真宗だから…浄土真宗ですが私の現実だ。
ある宗教学者の話では、
ブッダの唱えた仏教の教えと現在の仏教の教えは、似ても非なるものと思ったほうがいいそうだ。
その時代の置かれた環境、制度、習慣などに縛られながら生きている人間の心の拠り所として、宗教があるとするなら、基本は変わらないとしても、枝葉は変わって当然だろう。
まったく話が違うが、何となく憲法解釈に似ているように思えてきた。
「深い河」とは、何の関係もないが…。