「鬼息子」 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

「鬼嫁」と言う言葉がある。

「鬼息子」はあるかな。

今朝、自分はこれじゃないかと思う。

頚椎症で手足の自由がきかない母親の介護をしながら色々考える。

宗教的な見地からすれば、これも自分に与えられた修行となるのだろうが、私にはそんな境地になれない。

毎晩、9時半~10時に母親の寝る準備をする。

しかし、「私は眠くない」と言いながら、しぶしぶ床に就く。

母親が寝てやっと自分の時間が作れる。

10時からBS1のワールドニュースを、11時から引き続き大リーグの日本人選手の活躍を見て、11時半ごろに私も床に就く生活。

ところが、一眠りした母親が11時前から、

「もう11時だ。何時まで起きているのか、早く寝なさい」

と言う。

それが一度や、二度ではない。

自分の時間を邪魔されるのには、ムカッとする。

そこで、

朝5時半から6時には起床することで、自分の時間を確保することにした。

どうせ、トイレに起きるからね。

ところが、また目を覚ました母親が、

「まだ6時だ、寝てなさい」

と邪魔をしてくる。

母親は決して邪魔をしている気はないのだろうが、実際は邪魔をしている。

母親が何を言おうとすべて「無視」。

聞こえない振りをすることにした。

「人の世話をするなら、自分の世話をすれば」と心の中で呟きながら...。

「鬼息子」