「鬼嫁」と言う言葉がある。
「鬼息子」はあるかな。
今朝、自分はこれじゃないかと思う。
頚椎症で手足の自由がきかない母親の介護をしながら色々考える。
宗教的な見地からすれば、これも自分に与えられた修行となるのだろうが、私にはそんな境地になれない。
毎晩、9時半~10時に母親の寝る準備をする。
しかし、「私は眠くない」と言いながら、しぶしぶ床に就く。
母親が寝てやっと自分の時間が作れる。
10時からBS1のワールドニュースを、11時から引き続き大リーグの日本人選手の活躍を見て、11時半ごろに私も床に就く生活。
ところが、一眠りした母親が11時前から、
「もう11時だ。何時まで起きているのか、早く寝なさい」
と言う。
それが一度や、二度ではない。
自分の時間を邪魔されるのには、ムカッとする。
そこで、
朝5時半から6時には起床することで、自分の時間を確保することにした。
どうせ、トイレに起きるからね。
ところが、また目を覚ました母親が、
「まだ6時だ、寝てなさい」
と邪魔をしてくる。
母親は決して邪魔をしている気はないのだろうが、実際は邪魔をしている。
母親が何を言おうとすべて「無視」。
聞こえない振りをすることにした。
「人の世話をするなら、自分の世話をすれば」と心の中で呟きながら...。
「鬼息子」