病気です | 『昭和23年に生まれて』のブログ

『昭和23年に生まれて』のブログ

堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

また、弟のことを。

統失の弟と一緒の生活も10か月が過ぎた。

8年前まで働いていた会社の上司、同僚が自分に攻撃をしていた、

近所の人も同じようなことをやる

彼らは結託している

郵便配達・宅配配達がおかしなことをしている、

などなど、訳の分からないことを相変わらずしゃべる。

主治医から、

本人の言うことに対しては聞いてやることが大切で、理解する必要もないし、いちいち反論することも不要

と言われている。

しかし、どすの利いた声で朝は2時間弱、昼も夜も2,3時間延々とやられると、

「いい加減にしろ」

と怒鳴りたくなる。

いくら、怒鳴ってもどうなるもんでもない。

時には、偉くわかった様なことを言い出すこともあるから、

少しは良くなる傾向に...と思うが、

それは私の「幻覚」だった。

どうにかして自分のいらだちを鎮めたいと、仏壇で少し長く心で呟く。

それでも、私の前で「夢想話」をやられると、私も生身の人間だからイライラしてくる。

今朝も、起きてきて、何時もと同じ会社の人のことを喋り出した。

傍にいる母親は耳が遠くて、弟の言うことは全く聞こえていない。


羨ましいな...。



そうだ!

彼は病人なんだ!



腹が痛い病人が「痛い」「痛い」と言うのと同じなんだ。

彼にはすべてが「事実」なんだが、他の病人と同じで私には何もしてあげることはできない。


治療は医者しかできない。

主治医の言う通り「薬を飲むしかない」。


手の打ちようがない。

少しは良くなる期待は諦めるしかない。

支離滅裂な妄想話は聞き流すだけ。


しかし、一番困るのは、余計な仕事が増えることだ。


今朝もまた仕事を増やす。

理由は解らないが、母親の歯世話をする歯ブラシ、クリーム、入れ歯の洗浄剤を入れてある箱を
シンクに置いている。

汚れているから洗う積りかと思うが、


歯ブラシはどこか?

クリームは?

洗浄剤は?

おいおい、

歯ブラシは、箸と一緒に突っ込んである。

クリームは、調味料と一緒の箱に...。


洗浄剤は、味噌の横。

2,3日前からおかしなことを突然やり始めた。

甘夏の実が付いた枝を切ってきて、自分の部屋に置いている。


母親のリハビリの担当の方が家に来たが、それが彼には「オカシイ」と言うことなんだろうか。