同じ手口 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

アマリリスの鉢植えが物置にある。

3つあるが、そのうちの2つに赤い花が咲いた。

母親に見せると、大層喜んで物置なんかに置いてなくて部屋に置けと言う。

植木鉢だが、鉢の下に敷くものがないから、そのままだと部屋には置けない。

使っていない皿を探して敷くことにしたが、一つしかなかった。

仕方ない。

もう一つは縁側に置く。

翌日の夕方になって、縁側のアマリリスの花がしぼんできた。

それを見た母親が「水をやれ」「家の中に入れないから」「花が可哀想だ」と言いたい放題。

今すぐにちゃんと世話をしろと言うので、夕方は私は忙しいと切れてしまった。

夕食中も、アマリリスの花のことから、弟が何もしないで、兄貴に負担が行っていると言い出す。

弟は、自分は病気でやりたくてもできないと、何時もの都合の良い病人になる。

遂にお袋が言う「私は病院に入るから、アンタも病院に入りなさい。そうすれば兄ちゃんも自分の家に帰れる。この家には誰もいなくなって、2人とも病院に入ってしまった近所の笑いものになる」
とまた世間体最優先の話になった。

鼻から病院に入る気がないのは見え見えだ。

また同じ手口で弟に発破をかけている。

それが彼には最悪の仕打ちなんだけどね。