自慢の息子 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

1998年4月に父親が74歳と11ヶ月で他界した。

大変な下戸なのに「肝臓癌」だった。

医者からは長くて半年と言われたが、何だかんだで1年以上は寿命を延ばした。

主治医に聞いたが、肝臓癌を発病した原因は、過去に肝炎を患っていたのが一つ考えられると言われた。

大正9年の生まれで、この時代の大半の人は肝炎は患っているらしい。

確かに、癌には遺伝みたいな話もしていた。

糖尿病もそういう話を聞く。

その親父の葬儀で、古くからの友人と言う方が話してくれた。

「お父さんは、あなたのこと何時も自慢してました。自慢の息子さんだったと思います」

「自慢の息子」と始めて聞かされた。

そう言われてみれば高校に入学したときに、英語の勉強に必要と、研究社の革張りの英和と和英の大辞典を買ってくれたことがあった。

また、英会話の勉強に必要と当時発売が始まったばかりのオープンリール式の家庭用テープレコーダーを買ってくれた。

テープレコーダーは英会話の練習ではなく、ラジオの深夜放送の音楽を録音に活用しただけだった。

まだまだ、ラジカセなんてものがなくて、ラジオのスピーカーにレコーダーのマイクを近づけて録音してしていた。

当然、ラジオ以外に他の音も録音されてしまうが、それでも十分に満足して楽しんでいた。