半沢直樹 | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

TBSのドラマ、「半沢直樹」の視聴率が良いんだってね。

銀行の融資課長で、5億円の融資が焦げ付いたの設定だ。

その原因が彼自身ではなく、支店長出世競争のトバッチリというのもありそうだ。

銀行員と言っても、サラリーマン組織の中で生き延びるためには、直属上司に逆らえない世界だ。

でも、「半沢直樹」はそんなけちな世界では生きていない。

この辺が受けるんだね。

現役時代のサラリーマン経験からすると、

「上司は問題視してるが、自ら手を汚したくない」ことを果敢に片付ける人

が出世するのはよく目にした。

つまり、「手柄は上司に、失敗は部下に」を、旨く演出出来ることがポイントなんだね。

それと「部下に人気の高い人」は、ある程度の出世はしても、役員とかにはならないケースが多いね。

やはりサラリーマンの世界は、下からの力ではなく、上からの力だよね。

「現場主義」なんて言うマネジメント論もあるが、組織論からすると「ガス抜き」もマネジメント論としては重要と言う気がする。

「今日は無礼講だから、どんどん飲んで、言いたいことも言え」という上司の言葉は、絶対信じてはいけない。

サラリーマンの鉄則を忘れてはいけない。

国内で仕事をしていると、直接銀行との付き合いはまずない。

スタッフ部門の財務とか経理とかの仕事だからね。

ただ、海外で仕事すると、直接銀行さんとの付き合いもある。

それも邦銀だけでなく、世界の銀行や、その国の地場の銀行だね。

東南アジアで仕事をした時に、CityBankと付き合いがあった。

現地の支店長はアメリカ人だったが、住んでいるアパートは外人向けの高級コンドミニアムの最上階だった。

ペントハウスというクラスだ。

邦銀の支店長さんは、一般的に現地代表者が借りるのと同じレベルの部屋でした。

多分に顧客とのバランスを考えて、余り高級な住宅に入居しないということでしょうかね。

でもね邦銀と言うのは、客で対応が大きく違うんだね。

日本一の自動車メーカーの現地社長さんが接待を受けているレストランで、目にした光景には驚いた。

食事が終わり、迎えに来た車に乗り込む社長さんを、7~8人の銀行関係者が横一列に並んで見送っていた。

確かに日本一だし、いまでは世界一だけど、市場が小さい国でも扱う金額は結構な額だったので、当然対応は違うと言うことかな。

わが社の場合は、カントリーリスクが...とか、ビジネスリスクが...とか、若い営業マンがやたら薀蓄を垂れに来ていた。

ゴルフの腕は相当に高く、日本人のコンペでも結構良い成績だったが、短期間で交替したね。

後任の方は、全く腰の低い銀行員だった。

合併後の銀行の内部事情らしく、前任は吸収した側の出身、余り海外のことには詳しくなかったらしい。

そこで後任は、吸収された側から派遣されたという事情があったと、損保関係の方が話してくれた。

そういえば「半沢直樹」も、吸収された側の銀行マンという設定だね。

銀行は取引相手の会社実態を見て取り引きするのが基本だから、テレビドラマはドラマとして見れば面白に違いない。

ところで、「半沢直樹」と同じ名前の銀行員がもしいたら、その銀行マンはどう思うんだろうね。