風疹の勢いがおさまらない。
妊婦が風疹にかかるとお腹の子供が心臓や、聴覚機能に障害を持って生まれてくる危険性があるので
非常に恐ろしいね。
確かに昔は「三日麻疹」と言っていた。
「風疹」が原因だろうか、6歳下の弟は生まれながらに4つの心臓障害を持っていた。
医者からは小学校高学年まで持つかどうかと宣告されていた。
兎に角、少しは体を楽にするためか「漢方薬」を飲んでいた。
電力会社勤務の父親は、かなりの出費だったようで、我々兄弟に「無駄使い」を戒めていた。
お袋の話では、お腹にいる時に「三日麻疹」見たいな症状があった様だ。
医学の進歩が必ずあるということで、小学校に上がる前に、静脈血が逆流するのを防ぐ手術をすることになった。
当時、東京女子医大の榊原教授が、心臓関係の権威で、両親は東京へ行くことも考えていたようだ。
それよりも、今考えると、6歳の子供が良くぞ心臓手術を受けることを承知したと思う。
「元気」になれる/なりたいという気持ちがそうさせたのだろう。
手術自体は成功だったようだが、1ヶ月後に「敗血症」でなくなった。
手術に使った血液が原因だった。
当時は、まだまだ日本はそんなに豊かな国ではなかった。
手術に使われた血液は「売血」という血液供給のもの。
経済的に豊かになり、身の回りも便利なものが溢れる時代。
しかし、「風疹」という病名を聞く度に、ふと思い出す。