女子社員の出張(バンコク) | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

海外工場の生産活動の支援を日本から行う業務に「従業員研修・訓練」がある。

初期の段階では、現地で採用された従業員(マネジャー、エンジニアクラス)が日本で研修を受ける。

当然、研修のカリキュラム作成、講師選定などの業務担当が必要となる。

こういう業務は、細かいだけでなく気配りも必要と言う事で女性の社員に任せる。

海外の工場の立ち上げもある程度進むと、現地での研修というジョブニーズも出てくる。

90年代は、残念ながら現地で従業員研修のサービスを提供できる会社もなく、日本から支援業務の一環として、研修担当者を派遣することにした。

手始めとして、タイのバンコク郊外の工場に派遣を決め、出張申請を提出。

事業部は問題なく承認されたが、人事・勤労で止まっているとの報告。

人事部長とは懇意にしていたので、早速訳を聞いてみた。

人事部長の心配は、タイのバンコクはセキュリティ上危険な地域と言う認識。

「女子社員の出張はやはり問題かと。男性社員ではだめでしょうか…」というもの。

そこで、「いやいや、むしろ女子社員の方が安全です。男子社員の方は、夜に単独行動とかあるので…」と変な理由でOKとなった。

あの人事部長は、一体何を心配していたんだろうか?