1980年代、東南アジアでヒットした日本の歌は、千昌夫の「星影のワルツ」「北国の春」。
その後が、谷村新司の「スバル」かな。
「北国の春」についての思い出。
1985,6年に中国ビジネスにリソースを注ぐことになった。
人材の再配置が求められた。
通信システムのシステムエンジニア。
「即戦力」として、マレイシアプロジェクトを担当していた課長が選ばれた。
当時の中国(今でもそうかな?)では、商談よりも宴会のほうが多かった。
宴もたけなわになり、中国側から「一曲歌ってください」と誘いが出た。
マレイシアのKLで、毎晩鍛えた喉を披露しよう。
選曲...。
おう、そうだ。
苦労してマスターした中国語の「北国の春」だ。
見事に、歌い終わる。
中国側から大きな拍手と感想が述べられた。
通訳が一寸困った表情になっている。
歌い終わった課長は、拍手喝采に酔い慕っている。
白酒も効いているし。
結局、通訳はその場をどうにか切り抜けた。
後日、解ったのは、
「中国の歌ですが、見事な日本語でしたね」
と言う感想だったそうだ。