海外の仕事をしていると、出張でも駐在でも土日や休日はゴルフが定番。
家族帯同だと、毎週ゴルフとはいかない。
単身赴任だと、逆にゴルフ以外にやることもない。
情けない話。
しかし、大変な豪傑もいて、ゴルフの後に夕方はテニスと言う話も聞いた。
さて、マレイシアに駐在していたころの話。
本社はKLにあった。
KLは首都にもかかわらず、中心部に「ロイヤル・セラゴール」と言う名門コースがある。
プレイするにはもちろんメンバー同伴。
また、オフィシャルHDCが24以下でなければプレイできない。
左様に、英連邦での旧植民地であったマレーシアは英国の格式を維持している。
兄弟会社がマレーシアに工場を作ることになった。
諸事情から、我が工場の空敷地を活用することになった。
日本から出向者・長期応援者が10名近く駐在した。
社長さんが、典型的なゴルフ愛好家。
出向者・出張者の旅行会で、イポー(マレイシア中部)1泊の旅行+ゴルフが計画された。
私も仲間に入れて頂いた。
旅行企画は、ペナンの旅行代理店(中国系)に頼んだ。
そこが気を利かせてロイヤル・イポー・ゴルフコースを予約してくれた。
メンバーが同伴していないが、そこは中国人のネットワークでどうにでもなるらしい。
ゴルフコースに到着。
コースに出る。
各自、素振りを始める。
ここで問題が発生。
キャディーが何か騒いでいる。
どうもこう言うことらしい。
「こいつらのHDC24はないぞ」
やっぱり、ロイヤルがつくからな、見ているんだ...。
メンバーシップの方は、どうにか出来ても、HDCPはどうにも出来ない。
2ホールを廻ったところで、スコールが来た。
通り過ぎるのを待ったが、30分立っても雨が止まない。
「ゴルフの神様が止めろ!」と言っているのだ。
中止することにした。
やはり、ゴルフは紳士のスポーツだった。