親ばか | 『昭和23年に生まれて』のブログ

『昭和23年に生まれて』のブログ

堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

1987年から4年弱、マレーシアの海外勤務となった。


工場はケダ州だが、家族はペナンに住んだ。


ペナンは、中国人の街で、家族も住みやすかったと思う。


余り娯楽らしいものがない。


子供が「インディー・ジョーンズ」と言う映画を見たいと言い出した。


日本人学校の友達も一緒に、その映画を観に連れていった。


映画は、英語で上映されていた。


ナチスに追われて気球船に逃げ込んだインディーの父親が、追跡してきたナチスの将校に見つけられた。


父ちゃん危機一髪。


その時、ウエイターに化けたインディーが、その将校を気球船の外に放り出す。


突然、将校が放り出されので、乗客が怪訝な顔でインディーの方を見る。


インディーが、「搭乗券を持ってない」と言うと、乗客全員が急いで搭乗券を指し示した。


このシーンで、映画館に「ドー」と笑いが起こった。


連れていった子供たちも笑っている。


「こいつら英語が解るんだ」と感心した。


映画を観終わって、腹がすいたと言うので、マクドナルドに連れていった。


「英語が理解できる、大したもんだわが子も」と言う嬉しさも手伝って。


そこで、子供達に、先ほどのシーンで笑っていたことを聞いてみた。


「学校で英語を習っている成果だな」


子供たちは、


「何か、解らなかったけど、周りの人が笑っているから、笑っただけだよ」


ギャフーン。