ブラジル出張(そんな馬鹿な) | 『昭和23年に生まれて』のブログ

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堺屋太一の名づけた『団塊の世代』のど真ん中、昭和23年生まれ。
自分の人生を振り返りながら、気の向くままの思い出話。

1990年に最初の海外勤務を終え古巣に戻った。


事業部長室に呼び出された。


「君はブラジルに行ったことがあるか?」


「ありません」


「君の上司のOKM君が任期を終えて、近々帰任するから、その前に一度行ってみないか」


「はい、行きます、事業部長もご一緒ですか」


「行くなら、君、一人だ」


確かに、飛行機代だけでも往復馬鹿にならないからね。


そして、一人で出張に出た。


利用した航空会社は、ブラジルの航空会社「バリグ」。


リユウは、アップグレードしてくれるから。


チェックインで、アップグレード(多分、ビジネスクラスだと思う)してくれた。


出発前の機内は、結構にぎやか。


隣のブラジル人から、「どこまで行くのか?」と話しかけられるし、一杯何か飲まないかと、客室乗務員の

並みのサービス。


こういう人懐こさが、ブラジルなんだろうと思う。


夕方の便だった。


外は激しく雨が降っている。


エアコンから水滴が落ちてくるので、客室乗務員を呼んだ。


「エアコン故障してない?水滴が落ちてくるが」


「心配ないよ、外の雨が漏れているだけだから」


「そんな、馬鹿な(場かな?)」