盲目リッキィ3歳になりました♪ | 笑う門には猫来る

笑う門には猫来る

変わり種アビシニアンと犬一点Mダックス
全盲猫リッキィ&里親会出身2にゃんに
スコ混じり三毛猫とやんちゃ坊キジ白猫
2018年夏新加入のミルク飲みっコ3兄妹
更に翌年保護したエイズキャリア子猫
にゃんやわんやの日常を綴った日記


わが家の盲目リッキィ



笑う門には猫来る-F1000303.jpg



本日10月3日が誕生日満3歳になりましたドキドキ



リッキィ~お誕生日おめでとうクラッカー



それは忘れもしない2007年11月12日の寒い夜



前日から聞こえている



子猫の大きな鳴き声が気になっていた私は



仕事から戻って来たダンナが車から降りるのを待ち構え



出窓からひとこと



「ねえはてなマークずっと子猫が鳴いてるんだけど」



私のそれとほとんど同時くらいにダンナも



「子猫鳴いてるじゃんビックリマーク見に行こう」



懐中電灯片手に真っ暗な畑に行き鳴き声のする方を照らすと



暗闇の中に白い小さな猫がポツンといるのが見え



「こんな寒空にいたら凍え死んじゃうから保護しよう」



ダンナの言葉でおそるおそるその子猫に近づいていくと



逃げる様子もなくその場にジーっとうずくまっていたので



そ~~っと手を差し伸べその子猫を拾い上げ



自宅へと戻った私たち



玄関の明かりの下でその子猫を見た瞬間



「えっ!?このコ め、目がない!!



瞼は開いているものの両目とも眼球がないその子猫は



私の手のひらの中から私たちをじーっと見上げている



驚きと衝撃で正直「どうしよう汗」そう思いました



このコの目が手術とかで何とかなるなら。。。



とにかく、一度獣医さんに診てもらおう



次の日かかりつけの動物病院へ連れて行くと



「このコは生まれつき眼球がない猫でこのまま一生盲目だね

だから、ついて来られないこのコを母猫も置いて行ったんだよ

もし、このまままた外に放置すれば生きてはいけないだろう」



そう獣医さんに言われショックを受けた私たち



帰りの車の中でダンナがひとこと「うちのコにするビックリマーク



確かに私も「家族に迎えるしかない」とは思いつつ



でも、アビィやケリィとの相性もあるし



第一、盲目のこのコの一生にきちんと責任取れるのか。。



ダンナとの話し合いそして自分との葛藤が数日間続き



「例え障害があってもやはり大切な命に変わりはない


縁あって出会ったこのコを見捨てるわけにはいかない」



こうして、生まれつき眼球のない盲目の子猫は



わが家の家族となったわけですにゃー



保護当時のリッキィ↓

笑う門には猫来る-F1000071.jpg


笑う門には猫来る



笑う門には猫来る



ちなみにリッキィという名前は力=リキをもじったもの



どんな困難にも負けず力強く生きてほしいビックリマーク



そういう願いを込め私が名づけました



誕生日は私たちではなく獣医さんが決めてくれたのですが



おかげさまで病気もせずここまで元気に育ってくれましたニコニコ



盲目とはいえ普通の猫たちと何ら変わらない暮らしぶりで



追いかけっこはモチロン、階段やキャットタワーの上り下りまで



なんでもこなすわが家のスーパーキャットキラキラ



日々私たちに勇気を与えてくれています



笑う門には猫来る



笑う門には猫来る


笑う門には猫来る


笑う門には猫来る


笑う門には猫来る-F1000062.jpg

笑う門には猫来る-F1000294.jpg



リッキィ、これからもずーっとずーっと一緒だよドキドキ