貸借対照表 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

今日はBSのお話。
BSとは貸借対照表のことです。
決して衛星放送のことではありません(笑)

下記にあるように、会社がどんな財産を持ち、資本や借金がどれくらいあるのか、会社の財政状況がわかる表です。

決算の時点でどこからお金を集めて何に使ったかを示します。


BSは3つの箱でイメージすると理解しやすいです。

左の資産の部は「運用」です。
集めたお金が何に形を変えたのかを示します。

右の負債・純資産の部は「調達」です。
お金をどこから集めてきたのかを示します。
負債の部は、返さないといけないお金、借入金、社債、仕入債務。

純資産の部は株主が出してくれたお金、これまで稼いだお金、資本金、利益剰余金のことです。

資産の部は、預金、売上債権、有価証券、棚卸資産、土地、設備、機械、のれん等になります。


純資産/(純資産+負債)=自己資本比率

負債と純資産との合計額のうち、純資産の占める比率が自己資本比率。

この数値が高いほうが健全性が高いと言えます。


資産と負債には短期と長期があります。

下の図にもあるように、安全性を図るうえでは、短期資産の比率(すぐにお金に替えられる)が高い方、短期負債の比率(すぐに返す必要がある)が低いほうが安全と言えます


私は、出来るだけ借金をしない経営を目指したいです。