木耐協全国大会 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

木耐協さんの全国大会に出席させていただきました。

木耐協とは日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の略です。


正月早々大きな地震災害を受け、木耐協さんとしても大きな衝撃を受けました。

小野理事長のご挨拶も心痛極まりない思いが伝わりました。

「感奮興起」とは心に深く感じて奮い立つこと。

私達木造住宅の耐震性能向上に務めるものとして強く感じるものがあります。


私達全国古民家再生協会とも連携している。空活の和田さんの講演からスタートしました。


WAKUWAKUの鎌田さんからも強烈なキーワード(笑)


そして今回、何より心に響いたのが跡見学園女子大学教授鍵屋一先生の講演。


大きなキーワード

「正常化の偏見」

大きな災害に直面しても、自分は死なない、怪我もしないと思う人の多いこと。
これは危険です。

能登半島沖地震では200人を超える方が亡くなっています。
必ず来ると言われている相模湾沖、東南海での大震災では、数十万人が犠牲になると言われています。

人は都合の悪い事には目を向けない傾向が強いです。

「正常化の偏見」意識していこうと思います。