お茶といえば緑茶ですが、最近は国産の紅茶や烏龍茶が出てきているようです。
実は緑茶も紅茶も烏龍茶も皆同じ茶葉から作られます。違いは製造方法で、茶葉を発酵させるかさせないかの違いです。
緑茶は積んだ茶葉をすぐに加熱し発酵させません。一方、十分に発酵させるのが紅茶で、途中で発酵を止める半発酵茶の代表が烏龍茶です。
国産紅茶は、品種や茶葉の大きさ、土壌の性質によって渋みが出にくいようで、様々な品種で紅茶が作られていますが、どれも豊かな香りが楽しめます。
最近ペットボトルのお茶が普及し、日本のお茶が売れなくなってきました。
田舎でも「ちょっとお茶飲んでいかない。」がなくなってきました。
日本のお茶農家の危機を感じます。
茶葉の状態は、品種や季節、湿度、気温で異なるので、地域や季節によって様々なお茶が作られます。
最近では「ティーツーリズム」なるものも生まれているようです。
旅館経営者やお茶農家さんが連携し、自転車で茶畑を巡ったり、滞在中にお茶の世話をする専属のティーバトラーが付く宿泊があったり、お茶を楽しみながら宿泊できるような旅の企画もあります。
こういった地方創生も有りだと思います。
「ちょっとお茶飲んでいかない」と、地域の人が旅行者などに気軽に声を掛け古民家に立ち寄ってくつろいで行ってもらう。
そんなおもてなしが出来る観光地作ってみたいです。