加須市で古民家再生総合調査実施 | 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士

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古民家を壊してしまうこと無く、修繕、再築しながら、未来のこどもたちに残して行ける、持続可能な循環型建築社会の創造を目指しています。

そのような活動を、建築士の立場から紹介していきます。

加須市で古民家再生総合調査を行いました。
加須市は埼玉県なのですが、全国古民家再生協会茨城支部のメンバーのエリアと隣接しているため、茨城支部のメンバーで、古民家再生総合調査を行いました。


築年数は不明なのですが、施主様は300年近いと言われています。


電気も古い部分は一部碍子が使われています。


現役で使われている碍子のブレーカーは珍しいです。


床下診断機モーグル君も活躍しました。


伝統耐震診断も、大いに実力を発揮しました。


古民家鑑定士チームも張り切っています。


施主様に状況を説明する伝統耐震診断士の香取さん、とても頼もしいです。


300年経った欅の木はとても硬く、表面にシロアリの蟻道がついていても食害されません。

凄いですね!!

皆さんが診断した結果を日本伝統再築士会が総合的に纏めます。