小さいハピ君の、大きい存在感 | あびりんぶー

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犬のこと、トレーニングのこと、日々のこと。
忘れっぽい私の備忘録。

既にご存知の方もいらっしゃいますが・・


預かりの ハピ君

本日より里親希望者さまのお宅にて
トライアル生活をスタートいたしました!


わたくし、CACI代表の金子さんより、大役を任され、
お届けに行ってまいりました。

本当は代表自らの手でお届けに行きたかったはず。

それでも、代表は私に託してくれ、
いつもの代表らしく、待ったのないレスキューに向かわれました。


新品のサークルに、
必要なものをすべて揃えて
心待ちにしていてくださっていたご家族。

帰ってから、
パパさんよりお写真とハピ君の様子を
メールでいただきました。






お!ご飯もちゃんと食べてる!

そして
「オシッコもウンチもトイレシートできちんとできました」
との嬉しいご報告。


千葉のセンターから
CACIさんへと託されたのち、
7月下旬に我が家にやってきたハピ君。

当初はハウスから出てこなかった
なんて
もう思い出せないぐらい、
今では「元気印」のハピ君。

我が家にとって預かり第一号となったハピ君。

預かりの難しさ、喜び、楽しさ、
そんな全てのことを
ハピ君から学ばせてもらいました。

犬には、
「センター」
「預かり」
「本当の家族」

その区別なんてありません。

私の師匠の言葉ですが、
「犬が幸せになるのは里親さんのところ。
それまで(預かりなり、シェルターなり)は、その幸せになる準備をするだけ」

預かりとして私が心がけたのは、

①命を守る・・・
すなわち、事故・ケガ・脱走などを防止する最低限の管理。
命のバトンを一時的に預かっているわけですから、
これはもちろんのことですよね。

②体調管理

そして最後に、
③我が子のようには扱わないこと

ハピ君はうちのコではありません。
どんなご家族のもとにいくのかはわかりません。


例えば、家のコと同じように
常にフリーにする。

里親様宅では留守番の時はケージinの生活だとしたら?

ハウスに入りたがらない、
ハウスに入れると鳴く、吠える・・

それであれば最初からハウスを教えておけばいい。


また、例えば、我が家は犬と一緒に寝ています。

里親様宅では寝る時は別だとしたら?

なので、ハピ君は別で寝ていました。


家庭でのルール、飼い方は人それぞれ。
なので最低限のことだけをしっかりとやっておき、
余計なことはしない。

「我が子のように扱わない」
というより、
「里親様のもとに行った時の移行が
犬にとってよりストレスの少ないものに
なるようにする」

ということですかね。

なので、
ハピ君はこれからは家庭犬として
ご家族の一員としての愛情をたくさんもらってほしいのです。

それはうちではしてあげれていないことなので。

もちろん愛情はたっぷりでした。
でも、家族の一員としての愛情はまた別のもの。



ブログを書いていて、
なかなかハピくんのいいところを
上手に伝えることが出来なくて

どうすればいいのか・・と
悩んだこともありましたが、

やっぱりご縁はつながっていました!

大晦日のお見合いからの、
本日お届け。

トントン拍子で話が進みました。

トライアルのお届けが終わり、
無事に命のバトンを繋げたことでほっとしたり、
帰りの車内、小さいハピ君がいなくなっただけなのに車がやけに軽く感じたり、
これからのハピ君のハピネスを思うとワクワクしたり・・

いろんな感情がこみ上げてきました。

ハピ君のことを
これまであたたかく見守って下さった皆さま

どうか、あともう少し

里親希望者さまご家族と
ハピ君の新しい第一歩

応援していただけると嬉しいです。


晴れて正式譲渡となる日まで、
正式なご挨拶はとっておきたいと思います。

その時はまたこちらでご報告させてください☆

おっきいお兄さんの手の中で
目一杯甘えるんだよ!ハピ君!
応援しています。