あまり連続で同じ会社の車両を作ってしまうのもなんですので・・
ここは地元を意識して京成電鉄の3300形を作ります。
前面が更新前の3300形は4両編成ですでに制作・入線しているのですが・・・
やっぱり前面更新後の3300形も欲しくなってしまうのが世の常ですよね?w
ようやく最近になって運よく入手することが出来ました。
それでは当時を思い出しながら赤電な京成電車を作りたいと思います。
まずはひと箱目を作りましょう。

妻板と側面の向きに注意しながらサクッと完成。

続いてふた箱目も作ります。

編成なので向きを間違わないようにします。

みんな大好き「普通」津田沼行きw

反対側は「普通」大和田行きにして更新前の編成と並べます。

すでにリバイバルカラーの編成番号は使ってしまったので・・
ファイヤーオレンジのリバイバル塗装になった3312編成になってもらいました。

いやぁ~揃った!揃った!w
さらに青電リバイバルカラーが残っていたような?w
まぁ~そのうち気が向いて作ればいいんですからwww
それでは改めて京成電鉄3300系の車両紹介になります。
=京成電鉄(3300形)諸元=
製造所:東急車輛製造・日本車輛製造・汽車製造
製造年:1968年(昭和43年)~1972年(昭和47年)
製造数:54両
引退:2015年(平成27年)
編成:4両編成
軌間:1,435mm(標準軌)
電気方式:直流1,500V(架空電車線方式)
最高運転速度:110km/h
設計最高速度:110km/h
起動加速度:3.5km/h/s
減速度(常用):4.0km/h/s
減速度(非常):4.5km/h/s
車体:普通鋼
台車:空気ばね台車 (FS-361A:住友金属工業・KS-121A:汽車製造)
コイルばね台車(FS-329D・KS-131)
主電動機:直流直巻電動機(MB-3097-C2・MB-3097-C3:三菱電機、TDK-816-A1・TDK-816-A01:東洋電機製造)
主電動機出力:100kw
駆動方式:WN継手式平行カルダン・TDカルダン駆動
歯車比:6.06
制御方式:抵抗制御
制御装置:電動カム軸式
制動装置:発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置:1号型ATS、C-ATS
=3300形の経歴=
京成電鉄「赤電」の最終型(3000系)として3200形両扉車とほぼ同一の車体で製造されました。
そもそも3000形の赤電は1958年(昭和33年)に都営地下鉄浅草線との相互直通運転用車両として登場したのでしたね。
車体はツートンカラー(モーンアイボリーとファイヤーオレンジに銀縁のミスティラベンダー帯)です。
3300形は1次車と2次車があって、1969年(昭和44年)12月以降に製造された2次車(3317以降)からは新製時から正面上部中央と側面に種別・行先表示器が設置されているんです。
また、それまでHゴム支持が主流だった客用扉の窓ガラス押えもステンレス製になりました。
=編成表(登場時)=
*1次車(4両編成×4本:計16両)
3150形以来採用された空気ばね台車(FS-361A・KS-121A)を装備しています。
←京成上野 京成成田→
・3304編成:3304-3303-3302-3301(東急車輛製造)
・3308編成:3308-3307-3306-3305(日本車輛製造)
※WNドライブ、主電動機(MB-3097-C2:三菱電機)、空気ばね台車(FS-361A:住友金属工業)
・3312編成:3312-3311-3310-3309(日本車輛製造)
・3316編成:3316-3315-3314-3313(汽車製造)
※TD平行カルダン駆動、主電動機(TDK-816-A1:東洋電機製造)、空気ばね台車(KSー121A:汽車製造)
*2次車(4両編成×9本:計36両+2両:合計38両)
3000形・3050形との併結を考慮してコイルばね台車(FS-329D・KS-131)を採用しています。
←京成上野 京成成田→
・3320編成:3320-3319-3318-3317(日本車輛製造)
・3324編成:3324-3323-3322-3321(日本車輛製造)
・3340編成:3340-3339-3338-3337(東急車輛製造)
・3344編成:3344-3343-3342-3341(汽車製造)
・3346編成:3348-3347-3346-3345(日本車輛製造)
・3350編成: 3350-3349(日本車輛製造)
※WNドライブ、主電動機(MB-3097-C2:三菱電機)、コイルばね台車(FS-329D:住友金属工業)
・3328編成:3328-3327-3326-3325(汽車会社製造)
・3332編成:3332-3331-3330-3329(日本車輛製造)
・3336編成:3336-3335-3334-3333(東急車輛製造)
・3356編成:3356-3355-3354-3353(汽車製造)
※TD平行カルダン駆動、主電動機(TDK-816-A1:東洋電機製造)、コイルばね台車(KS-131:汽車製造)
=塗装色の変更=
登場時は下半分にファイヤオレンジ、上半分にモーンアイボリー、ステンレス鋼の縁取りでミスティラベンダの配色でした。
・1980年(昭和55年)からファイヤーオレンジベースにモーンアイボリーの帯の新赤電塗装へ変更。
・1993年(平成5年)からアクティブシルバーにヒューマンレッド・フューチャーブルーの帯に変更。
=冷房化工事=
1983年(昭和58年)押上線荒川橋梁の強度向上工事完了に伴って車両に冷房化工事が行われました。
・1984年(昭和59年)から2次車22両が東急車輛製造にて施工。
・1985年(昭和60年)から2次車16両が大榮車輛にて施工。
・1986年(昭和61年)から1次車16両が大榮車輛にて施工。
=種別・行先表示器を設置=
1987年(昭和62年)から1次車16両に正面上部中央と側面に種別・行先表示器が設置されました。
※2次車は新製時から設置されています。
=クロスシート試作車=
1990年(平成2年)に3316編成(3313-3316)が更新と同時に施工されました。
・3313:オールクロスシート
・3314&3315:扉間にロングシートとクロスシート
・3316:車端部ロングシートで扉間クロスシート
※3309・3310を成田方に連結して6両編成で営業運転を実施、3313は中間車として編成を組成しています。
1995年(平成7年)塗装変更時に全車がロングシートに戻されました。
=更新工事=
1989年(平成元年)から車体の更新工事が行われました。
・前面大型方向幕搭載。
・前照灯と尾灯を前面腰部左右横並びに配置。
・急行灯を前面上部左右に配置。
・先頭車中間連結時に乗務員室を区切れるように手動種別付きステンレス製貫通扉に交換。
・側面窓をユニットサッシ化。
・2次車の先頭車6両(3317・3321・3325・3331・3335・3339)を中間車化して基本6両編成へ組成。
=更新工事後の編成=
*1次車(16両)は基本6両編成2本、4両編成1本として運用。
※3316編成はクロスシート試作車であったので京急線乗り入れから外され、都営浅草線乗り入れからも外された。
その後、1995年(平成7年)クロスシート試作車はロングシートに戻されています。
←上野 成田→
・3308-3307+3304ー3303-3302ー3301
・3316ー3315-3314-3313+3306ー3305
・3312-3311ー3310-3309
*2次車(38両)は基本6両編成5本、8両編成1本として運用。
←上野 成田→
・3320-3319ー3318ー3317ー3342ー3341
・3324ー3323-3322ー3321ー3346ー3345
・3328ー3327ー3326ー3325ー3350ー3349
・3356ー3355ー3332ー3331ー3330ー3329
・3344-3343-3336ー3335ー3334ー3333
・3348-3347-3340-3339ー3338ー3337
・ 3354ー3353
=事故廃車=
2003年(平成15年)1月、京成大久保~実籾駅間で踏切事故が発生。
当該編成の3356編成から「3330-3329」が廃車になってしまいました。
これにより3356編成は3356ー3355ー3332ー3331ー3354ー3353となり、2次車は6両編成6本の体制になりました。
=北総鉄道へリース=
2006年(平成18年)3308・3316編成を北総鉄道へリースされ7260形に改番されました。
3308ー3307-3306-3305 → 7261ー7262-7263ー7264
3316-3315ー3314-3313 → 7265-7266-7267-7268
=廃車と組成変更=
3300形も登場からすでに40年近く経過しており車体も老朽化、2003年(平成15年)からは新3000形の導入が進みます。
さらに優等運用の8両編成化も進み、本線運用より離脱して金町線・千葉線への置換え対象となりました。
・2007年(平成19年)11月:3308ー3307、3332-3331を廃車。
3320編成・3356編成を4両編成化。
・2008年(平成20年)3月:3322-3321、3326-3325、3336ー3335、3340ー3339を廃車。
3324編成・3328編成・3344編成・3348編成を4両編成化。
これで3300形は4両編成8本の合計32両の体制に変わっています。
←京成上野 京成成田→
・3304ー3303ー3302ー3301
・3312-3311ー3310ー3309
・3320-3319ー3342-3341
・3344ー3343ー3334ー3333
・3324-3323ー3346ー3345
・3348ー3347ー3338ー3337
・3328ー3327ー3350ー3349
・3356ー3355ー3354ー3353
=ラッピング施工車両=
・2008年(平成20年)3320編成:「男はつらいよ」葛飾観光PR第2弾ラッピング。
・2009年(平成21年)3356編成:「青電」塗装。3324編成:{赤電」塗装。3312編成:「ファイヤーオレンジ」塗装。
・2010年(平成22年)3320編成:「男はつらいよ」葛飾観光PR。3348編成:「こちら亀有公園前派出所」ラッピング。
=3300形の終焉=
1991年(平成3年)には3000形が廃車となり、1995年(平成7年)には3050形、1996年(平成8年)には3100形(リース車は1998年)、2001年(平成13年)には3150形(リース車は2004年)、そして2007年(平成19年)には3200形が全廃となりました。
そして最後まで活躍していた3000形最後の赤電3300形でしたが、2013年から廃車がはじまりました。
・2013年(平成25年)3320・3356・3324・3312編成:廃車。
・2014年(平成26年)3328・3348編成:廃車。
・2015年(平成27年)2月28日:3304・3344編成を「臨時特急成田山号」として京成本線で運転。
←京成上野 京成成田→
3344ー3343-3334ー3333+3304ー3303-3302ー3301
北総鉄道にリースしていた7260形7268編成(旧3308編成+旧3316編成)
・2015年(平成27年)3月22日:印旛車両基地にて撮影会が行われて運用終了。
←浦賀 印旛日本医大→
7268ー7267ー7266ー7265+7264-7263ー7262ー7261
(3316ー3315ー3314-3313+3308-3307ー3306ー3305)
=まとめ=
都営地下鉄浅草線乗り入れで登場した3000形(赤電)は成田空港の開港、千葉急行へのリース、北総鉄道の高砂延伸、成田スカイアクセス線の開業と大きく変化する激動の時代に通勤輸送を支えて続けてくれました。
当時は京成電車の一大勢力として活躍した赤電でしたが、今では宗吾車両基地に1両「3004号車」が静かに保存されてします。
2025年(令和7年)2月より新車投入がはじまった3200形(2代目)は4両編成を基準として6・8両編成へと旅客需要の変動にフレキシブルに対応するようになるとの事なので、このあたりは赤電の時代から培われた経験なのかもしれませんね。