小田急と言ったらやっぱりこの顔の世代なんですよね~
そういえば最近、西武鉄道へ授受された小田急8000形で話題沸騰ですね。
そもそもその話題の西武鉄道サステナ車両導入について。
①車両メンテナンスの軽減
②使用電力量の削減
③車両リサイクルによるサステナビリティへの貢献
環境にやさしく会社のお財布にもやさしい車両が求められているんですね。
そこで当鉄道にはまったく関係ない話なんですが・・・
一応、中古Bトレ市場活性化の一役を担ってサステナビリティーには貢献しているのではないかと?w
まぁ~無理やりコジつけて2両を譲受して、さらに新造車2両(未組立品)までポチってしまった次第なんですwww
まずは入線した2両。
ドア部の墨入れとか前オーナのこだわりが伝わりますね。
車番も2012年に引退した最終編成の番号でした。
さぁ~そんな思い入れある車体をさっそく分解!
ここで注意するのは強引に分解するのではなくそれぞれもパーツに力がかからないようにやさしく分解します。
壊れそうなところは分解しないでそのままにしましょう。
それぞれのパーツの細かいバリ取りをカッターナイフとヤスリで取り除き再組立てすれば完成です。
バリ取りだけで結構パーツ同志が干渉しちゃってるケースが多いのでそのまま組めば綺麗に仕上がります。
(特に古い車体はプラ部品が硬化しているのですぐ破損しちゃうので注意が必要です。)
さて、次に新製車両の方を着手します。
こちらはいつも通りパ-ツを並べて誤まったパーツで組付けしないように注意しています。
車体、屋根、下廻りを組立ててデカールを貼り付ければあっさり完成します。
それでは早速、4両編成にして眺めましょう。
あっ!なんかすごくイイ!!w
墨入れ2両と製品そのものを素組した2両の違いがまた面白いですね。
小田急5000形について
1969年から1982年まで実に180両も製造されたんですね。
しかし1972年から1975年までは当時の営団地下鉄直通用に9000形が新造されたのでこちらの増備が中断されています。
その後10両化を見据えて増備が再開されました。
前半は4両編成でしたが後半は6両編成で増備されています。
前半は2段上昇窓で後半は1段下降窓になっていて後半の車両は5200形とも呼ばれています。
主電動機出力は135kwのWNカルダン駆動方式です。
車体側面の中央部には種別表示器が設置され種別のみ表示でしたがのちに種別・行先表示になっています。
小田急初の本格的通勤冷房車となったんですよね。
車体の塗装はケイプアイボリーをベースにロイヤルブルーの帯が入った小田急の通勤車両の標準色になったんですね。
そういえば小田急にとって災難とも言うべく脱線事故が続いた事がありましたね。
5000形の先輩にあたる4000形です。
本格運用が始まったまもなく1973年4月19日と5月2日に2件連続で脱線事故が発生したんですね。
どちらも8両編成で(4000形6連+1800形2連)どちらも6両目に台車が浮いて脱線したんですね。
当初原因不明で事故調査委員会も実車を使ってまで実証実験が行われて原因が判明しました。
それはなんと4000形のパイオニアⅢ形台車とバネの固い1800形のDT13形台車による脱線だったんですね。
その後、すぐに併結禁止となって他の鉄道会社も同様の措置がとられました。
当時はまだカルダン駆動と吊り掛け駆動の併結運用もされていたのでかなりビックリしたのを思えています。
今やVVVFインバーターの車両が当たり前でATOをさらに進化させた自動運転に向かって各社が設備投資しています。
これからも是非、安全で快適な車両の提供をお願いします。
もちろん古き良き車両も楽しめるようにお願いしますね。