最近マイブームになりつつある関西の私鉄。
中京地区では、もちろん大好物な名鉄関係のBトレはほぼ入手しているハズなのですが・・・
なんと!名鉄6800系の3次車(金魚鉢)が出品されているのを見つけて、思わずポチってしまいました。
さらに商品が届いたら、今度は同じく名鉄6800系の1次車(鉄仮面)の出品を発見のワンコそば状態!
もちろんこちらもポチらせて頂き、どちらも無事に入手することが出来ました。
Bトレインショーティーでは2012年に6500系(6次車~8次車)と3500系が同時に発売されていたようなんですね。
すでに販売終了?から長い年月が経過しているので欲しい車両あっても、なかなか出回らなくなってきているんですよね。
こちらの名鉄、どちらの「顔」も4両編成では入手していたのですが、やっぱり2両編成も欲しくなるのが世の常ですよね。
小さいながらもピリッした「顔」つき、やっぱり名鉄といえばこの「顔」がピタッと来るんですよね~
さて、それでは早速、分解整備に取り掛かりましょう!
どちらも丁寧に組立てられた完成車両なので、わずかなバリ取りだけで済みそうです。
まぁ~方向幕が未貼付なのでアレコレ想像しながら楽しく整備しましょう。
今回も下回りを中心に分解・調整しました。
(写真は入線・分解時の1次車)
分解バリ取りが終わったら、再組立てして終了です。
(写真は整備完了時で再組立てを待つ3次車)
行先表記は1次車(鉄仮面)は瀬戸線「栄町・尾張瀬戸」、3次車(金魚鉢)は「東岡崎・河和」にしました。
1次車(鉄仮面)の車番は6801・6901で2023年(令和5年)4月に廃車されてしまいました。
3次車(金魚鉢)の車番は6809・6909でワンマン化されずに、現在も活躍中です。
同じ顔同士でも、連結することが出来ない車両が存在するのが名鉄クオリティーですw
=「鉄仮面」と「金魚鉢」について=
そもそも前面の運転席が「鉄仮面」のスタイルになったのは、1984年(昭和59年)6500系1次車(4両編成×4本)・ 6000系9次車(2両編成×4本:全車廃車済み)からなんですね。
翌1985年(昭和60年)には前面の標識灯がLEDの1灯式に変更されて、1次車も2003年(平成15年)には3300系の廃車発生品に交換されて「鉄仮面」全車がLEDの1灯式になりました。
さらに前面のスタイルが「金魚鉢」に変わったのは、1989年(平成元年)6500系6次車(4両編成×3本)・6800系3次車(2両編成×15本)からになるんですね。
その後、「金魚鉢」の前面を継承して、1993年(平成5年)にVVVFインバータ制御に電気指令式ブレーキを搭載した2代目3500系(4両編成×34本)が製造され、1997年(平成9年)には3代目となる3700系(4両編成×5本)と、3100系(2両編成×23本)が製造されました。
こちらは電気指令式ブレーキを搭載した車両なので混結を避けるため、前面に「ECB」プレートを取り付けて、スカートも装備されました。
ちなみに同じ顔をした車両なのですが、ブレーキ方式が異なるために6000系と3500系は混結することが出来ないんですね。
現在でも名鉄といえばこの「顔」の電車がメインとして走っていますが、近年では支線への転出によるワンマン化等でさらに活躍の場を拡大しています。
しかし、登場からすでに40年以上が経過して、車両の老朽化は否めず、一部車両で車内のリニューアル工事が施工されています。
セミクロシシートからロングシート、補助席付けたらやっぱり撤去しちゃったり、リニューアルの度合いが違うのも名鉄「あるある」で面白いんですよね。
=6800系について=
6500系が登場した後も2両編成の増備は6000系のままだったんですね。
しかし、保守軽減と省エネルギーを図るため、1987年(昭和62年)からの2両編成の増備は6800系に切り替わりました。
6800系は6500系と同様に回生ブレーキを装備しましたが、制御装置が異なっていて、界磁添加励磁制御を採用しています。
1989年(平成元年)には名古屋で世界デザイン博覧会の開催や金山総合駅の開業もあり、輸送力の増強が図られたんですね。
そこで6500系と6800系が増備されたわけなのですが、この時の増備車から車体構造が大幅に変更されています。
1991年(平成3年)からはラッシュ対策を第一目標に掲げて、同年に製造された6800系の5次車からはオールロングシートで製造されるようになりました。
また、翌1992年(平成4年)には6500系・6800系のどちらもオールロングシートで製造されて増備が完了しています。
この時点で、6500系は4両編成が24本、6800系は2両編成が39本の車両数になりました。
さらに、1993年(平成5年)の5次車以降は猛暑対策として冷房能力の強化が図られています。
また3500系と同様に客用扉の上部がダークグレー塗装に変更されていたのですが、2001年(平成13年)から2005年(平成17年)にかけて全車両の客用扉がスカーレット1色に戻されて、客用扉のダークグレー塗装は消滅しています。
名古屋鉄道6800系
=基本仕様=
製造会社:日本車両製造
編成:2両編成(※4両編成は6500系になります)
軌間:1,067mm(狭軌)
電気方式:直流1,500V(架空電車線方式)
車体:普通鋼
最高運転速度:110km/h
起動加速度:2.0km/h/s(70km/hまで)
減速度(常用):3.5km/h/s
減速度(非常):4.0km/h/s
全長:18,900mm
全幅:2,730mm(鉄仮面)、2,740mm(金魚鉢)
全高:3,880mm(集電装置なし)、4,200mm(集電装置あり)
台車:FS521B(電動台車)、FS098B(付随台車)
主電動機:直流直巻き電動機(東洋電機製造:TDK-8050A)
主電動機出力:150kw×4
駆動方式:中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比:5.6
制御方式:界磁添加励磁制御
制御装置:回生ブレーキ付界磁添加励磁制御(CB-16C-40A)
制動装置:回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ(HSC-R)
保安装置:Ⅿ式ATS
=ワンマン化工事=
本線系統では6800系の6828編成から6839編成までの12本がワンマン化改造工事が行われ、2011年より尾西線(津島駅~名鉄一宮駅、名鉄一宮駅~玉ノ井駅)と豊川線に投入されました。
改造内容は扉開閉回路の間接制御化、自動放送装置の新設、足踏みデッドマン装置の設置等になります。
このうち足踏み式デッドマン装置は緊急列車停止装置の仕様変更による機能付加によって実装されたんですね。
=編成表=
すべて2両編成、全39編成 計78両
←蒲郡 新安城→
・6801編成:6801-6901(1次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面 廃車済み
・6802編成:6802-6902(1次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面 廃車済み
・6803編成:6803-6903(1次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面
・6804編成:6804-6904(1次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面
・6805編成:6805-6905(2次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面
・6806編成:6806-6906(2次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面
・6807編成:6807-6907(2次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面
・6808編成:6808-6908(2次車:1987年「昭和62年」製造)鉄仮面 廃車済み
・6809編成:6809-6909(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6810編成:6810-6910(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢 廃車済み
・6811編成:6811-6911(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6812編成:6812-6912(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6813編成:6813-6913(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6814編成:6814-6914(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6815編成:6815-6915(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6816編成:6816-6916(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6817編成:6817-6917(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6818編成:6818-6918(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6819編成:6819-6919(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6820編成:6820-6920(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6821編成:6821-6921(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6822編成:6822-6922(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6823編成:6823-6923(3次車:1989年「平成元年」製造)金魚鉢
・6824編成:6824-6924(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢
・6825編成:6825-6925(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢
・6826編成:6826-6926(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢
・6827編成:6827-6927(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢
・6828編成:6828-6928(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6829編成:6829-6929(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6830編成:6830-6930(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6831編成:6831-6931(4次車:1990年「平成2年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6832編成:6832-6932(5次車:1991年「平成3年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6833編成:6833-6933(5次車:1991年「平成3年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6834編成:6834-6934(5次車:1991年「平成3年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6835編成:6835-6935(5次車:1991年「平成3年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6836編成:6836-6936(6次車:1992年「平成4年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6837編成:6837-6937(6次車:1992年「平成4年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6838編成:6838-6938(6次車:1992年「平成4年」製造)金魚鉢 ワンマン化
・6839編成:6839-6939(6次車:1992年「平成4年」製造)金魚鉢 ワンマン化
=まとめ=
2026年度の名鉄の発表では、100系の後継として新型500系(6両1本)の導入が決定しているようです。
こちらは豊田線・犬山線と名古屋市営地下鉄鶴舞線との直通運転用に順次新造する予定になっているようです。
そんな中でも、すでに登場から40年近くが経過している「鉄仮面」と「金魚鉢」の車両。
どちらの車両もリニューアル工事が進んでいて、一部の車両は現在の車両並みに車内設備が更新されています。
また、一方では、未更新だった「鉄仮面」車両の廃車もはじまっているんですよね。
いずれにしても、すぐの置換えは無いようですが、まだまだ名鉄の「顔」として頑張って欲しいものですね。

















