九州など西日本 26日にかけ局地的に非常に激しい雨のおそれ

前線と低気圧の影響で九州など西日本では26日の日曜日ごろにかけて大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。気象庁は土砂災害や川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、西日本に停滞する前線上を低気圧が東へ進み、暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発になる見込みです。

このため九州北部では23日夕方から、四国では24日昼前から、いずれも26日の日曜日ごろにかけて雷を伴った激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

24日朝までの24時間に降る雨の量は九州北部の多いところで150ミリ、その後、25日朝までの24時間に九州北部と四国の多いところで、200ミリから300ミリの雨が降ると予想されています。

気象庁は、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水のほか、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

一連の豪雨の被災地では現在も復旧作業が続けられていますが、最新の気象情報を確認し、雨の強まり方に注意してください。