8月に予定されている政府主催の全国戦没者追悼式について、加藤厚生労働大臣は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため規模の縮小を検討していることを明らかにしました。
政府主催の全国戦没者追悼式は、毎年「終戦の日」の8月15日に、東京の日本武道館で行われていて、去年は全国から遺族の代表など6200人余りが参列しました。
ことしの式典について、加藤厚生労働大臣は記者会見で「新型コロナウイルスの感染防止の観点から万全を期す必要がある。基本的対処方針などで示された大規模イベントに対する考え方などを踏まえて、規模や方法について具体的な検討を行っている」と述べ、規模の縮小を検討していることを明らかにしました。
そのうえで「今回も全国各地からおいでいただくことを想定しているので、できるだけ早いタイミングで公表したい」と述べました。