今月17日から行方が分からなくなっていた大阪 住吉区の小学6年生の女の子が23日、栃木県内で見つかり、無事、保護されました。警察は女の子と一緒にいたとみられる男の身柄を確保し、未成年者誘拐の疑いで事情を聴いています。
大阪 住吉区の小学6年生、赤坂彩葉さん(12)は今月17日、自宅を出たあと行方が分からなくなっていました。
警察は家族の承諾を得て写真を公開し、行方を探していましたが、23日、栃木県内で発見され、6日ぶりに無事、保護されました。
警察によりますと健康状態に問題はないということです。
警察は一緒にいたとみられる男の身柄を確保し、未成年者誘拐の疑いで事情を聴いています。
赤坂彩葉さん(12)の行方が分からなくなったのは、今月17日でした。
警察や母親によりますと、当日は午前7時ごろに朝食を食べ、体を休めていた母親が午前11時ごろに目を覚ますと、自宅を出ていなくなっていたということです。
このため、母親が本人のスマートフォンに電話しましたが電源が切られていて、その後もつながらない状態になっていました。
母親から届け出を受けた警察が調べた結果、当日の午前10時半ごろに本人のスマートフォンで、同級生とSNSを通じてやり取りをしていたことが分かっていました。
一方、付近の防犯カメラで姿は確認できず、警察は今月19日に家族の了承を得て写真を公開し、行方につながる情報の提供を呼びかけていました。