台風19号による大雨で大規模な土砂崩れが起き、相模原市の60代の夫婦の捜索が行われている現場で、10日見つかった女性の遺体は、妻であることが確認されました。警察や消防などは、依然、行方がわかっていない夫の捜索を続けることにしています。
台風19号による大雨で、相模原市緑区牧野では、大規模な土砂崩れが発生し、佐々木睦さん（当時67）と妻の定子さん（当時63）の住宅が押し流され２人の行方がわからなくなりました。
台風から12日で１か月となるなか、消防、警察、自衛隊などが重機や手作業で２人の捜索を続けていたところ、10日午後３時すぎ、土砂が崩れ落ちた現場直下の谷沿いで、女性１人の遺体が見つかり、警察によりますと、妻であることが確認されたということです。
警察や消防などは、依然、行方がわかっていない夫の捜索を続けることにしています。