かんぽ生命 営業再開は先延ばしへ 批判が影響か | 親父と息子の口喧嘩

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ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

日本郵政グループは、10月1日から段階的に再開するとしていたかんぽ生命の保険の営業活動について、先延ばしする方針を固めました。
再開の時期が早すぎるといった批判が判断に影響したとみられます。

日本郵政グループは、かんぽ生命の保険の販売で不適切な事例が多数見つかったことを受けて、保険の営業活動を自粛していて、70歳以上の顧客には積極的に保険を勧めないといった再発防止策を取ったうえで、10月1日から段階的に再開する方針でした。

しかし関係者によりますと、日本郵政グループは、この問題の内部調査が依然続いていて、不利益を受けた可能性のある顧客への対応を優先する必要があるとして、再開を先延ばしする方針を固めたということです。
年内は自粛を続ける方向で検討していて、近く正式に決める方針です。

不適切な販売をめぐっては、今月就任した高市総務大臣が「強い怒りを覚えている」と厳しい認識を示していました。
またグループ内部からも再開は時期尚早ではないかといった声が出ていて、内外からの批判も判断に影響したとみられます。

日本郵政グループは、9月30日に内部調査の中間報告を公表する予定で、不適切な販売の実態がどの程度明らかにされるか注目されます。