「はやぶさ2」 来月最後の観測 小型探査ロボット投下へ | 親父と息子の口喧嘩

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「はやぶさ2」 来月最後の観測 小型探査ロボット投下へ

小惑星の探査を続けている日本の探査機、「はやぶさ2」についてJAXA=宇宙航空研究開発機構は、一連の観測としては最後となる小型ロボットの投下を来月3日に行うことを公表しました。

日本の探査機「はやぶさ2」は、地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」への2度の着陸に成功したあとも観測を続けています。

JAXAは記者会見を開き、東北大学や山形大学などのグループが開発して「はやぶさ2」に搭載していた小型の探査ロボットを、来月3日に「リュウグウ」に投下することを公表しました。

探査ロボットは長さがおよそ15センチ、重さが900グラム程度の小さなもので、小惑星の表面を飛び跳ねるように移動してカメラで撮影する計画でしたが、機器が動かない原因不明のトラブルが起きているため、計画を変更して、投下したロボットを「はやぶさ2」で撮影して、「リュウグウ」の重力を観測することにしたということです。

これで、一連の観測は最後になるということで、その後はことし11月から12月に開始する地球への帰還に向けた運用の準備に本格的に入ることにしています。

JAXAの久保田孝研究総主幹は「ロボットにトラブルがある中で現状でできる最善の運用を行ったうえで、地球への帰還に向けた準備を始めたい」と話しています。