スケートボード世界選手権 女子は13歳 岡本碧優が優勝 | 親父と息子の口喧嘩

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スケートボード世界選手権 女子は13歳 岡本碧優が優勝

来年の東京オリンピックの新競技、スケートボードのパークの世界選手権がブラジルで開かれ、女子は13歳の岡本碧優選手が優勝し、17歳の四十住さくら選手が準優勝しました。

東京オリンピックの新競技、スケートボードですり鉢状のコースで競うパークの世界選手権がブラジルのサンパウロで開かれ、14日行われた女子の決勝には日本選手3人を含む8人が出場しました。

決勝は技を繰り出しながら45秒間滑ることを4回行い、最も高いポイントを争います。

このうち準決勝をトップで通過した岡本選手は、1回目はミスが出ましたが、2回目でスピード感のある滑りで、女子選手としてトップクラスの高い「エア」を武器に次々と技を決め、ジャンプしながら体を1回転半する大技「540」(ファイブフォーティー)も確実に決めて61.17をマークしました。

岡本選手は世界選手権で初優勝を果たし、13歳で世界女王の座につきました。

また去年の世界選手権で優勝した四十住選手は3回目の滑りで大技を連続で成功させて60.00で準優勝しました。中村貴咲選手は8位でした。

スケートボードでは今回の世界選手権を含め、東京オリンピック出場へのポイントを獲得できる国際大会が各地で開催されていて、岡本選手は3連勝でオリンピックに向けて弾みをつけました。一方、男子は平野歩夢選手が準決勝に進みましたが、決勝進出は逃しました。

岡本 東京五輪に向け主要大会で連勝

岡本碧優選手は13歳、愛知県出身の中学1年生です。兄の影響で8歳からスケートボードを始め、スピードをつけてコースの縁からジャンプする「エア」の高さは、女子選手の中でトップレベルです。

去年、中国で行われた世界選手権で5位に入り、ことし5月の日本選手権では準優勝を果たしました。

さらに、続く6月にアメリカで行われた国際大会では、女子ではできる選手が少ないというジャンプしながら体を1回転半させる大技「540」を成功させるなどして優勝し、7月に中国の南京で行われた国際大会も制して、東京オリンピック出場をかけたポイントの対象となる大会で連勝していました。