“テロ組織に関係” トルコ政府 クルド系政党の3市長職務停止 | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

2019年8月20日 9時27分

 

“テロ組織に関係” トルコ政府 クルド系政党の3市長職務停止ルコ政府は、クルド系の政党に所属する3人の市長がテロ組織に関係しているとして、その職務を停止する措置に踏み切り、これに対し前大統領らが「政治的な決定で民主主義に反する」と批判するなど、波紋が広がっています。

トルコ内務省は19日、南東部のディヤルバクルとマルディン、それに東部のワンの合わせて3つの市の市長が、クルド人武装組織と関係していることが捜査で判明したとして、その職務を停止しました。

また捜査の過程で、全土で合わせて400人以上を拘束したということです。

トルコ政府は分離独立闘争を続けるクルド人武装組織をテロ組織に指定し、掃討作戦を展開していて、職務が停止された3人の市長はいずれもクルド系の政党に所属しています。

これに対し、最大野党「共和人民党」が「司法の判断ではなく、政治的な決定だ」と捜査への不信感をあらわにしたほか、ギュル前大統領とダウトオール元首相が「ことし3月の統一地方選挙で当選したばかりの3人を、このような形で解任するのは民主主義に反する」などと政府を批判しました。

さらにディヤルバクルでは市民が街頭で抗議の声を上げ、警察が放水を行うなど、今回の政府の決定をめぐり波紋が広がっています。