「中朝関係の発展は確固不動の方針」 習主席訪朝で中国外務省 | 親父と息子の口喧嘩

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中国の習近平国家主席が、20日から中国の最高指導者として14年ぶりに北朝鮮を訪問することについて、中国外務省の報道官は「中朝関係を発展させることは確固不動の方針だ」と述べ関係強化に努める考えを強調しました。

中国の習近平国家主席は20日から2日間、北朝鮮を公式訪問し、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談します。

習主席の訪朝は2013年の就任以来、初めてで中国の最高指導者の訪朝は14年ぶりとなります。

これについて、中国外務省の陸慷報道官は18日の記者会見で「中朝の歴代の指導者たちは緊密に往来を行っていて、新たな時代でも中朝関係を発展させることは確固不動の方針だ」と述べ関係強化に努める考えを改めて強調しました。

また、会談で話し合う朝鮮半島情勢については「アメリカと北朝鮮が協議を継続する意向を持っていて中国は引き続き対話を促していく」と述べ、2回目の米朝首脳会談が物別れに終わった中、米朝の協議の再開を促す考えを示しました。

一方、今回の訪問は、習主席やアメリカのトランプ大統領も出席する今月下旬のG20大阪サミットを前に行われ、貿易摩擦などをめぐり対立するアメリカに朝鮮半島の非核化などへの中国の影響力を示しけん制するねらいがあるという見方も出ています。

これについて、陸報道官は「北朝鮮への訪問をカードにするという見方は考えすぎだ」と述べ、こうした見方を否定しました。