世界最大級のアニメ映画祭 日本作品は受賞ならず | 親父と息子の口喧嘩

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フランスで開かれていた世界最大級のアニメーション映画祭は15日、長編部門の最高賞にあたるクリスタル賞にフランスの作品を選んで閉幕し、日本からノミネートされていた3つの作品は受賞を逃しました。

フランス南東部のアヌシーで開かれていた「アヌシー国際アニメーション映画祭」では、コンペティション部門に94か国から200余りの作品が出品されました。

最終日の15日、授賞式が行われ、長編部門の最高賞にあたるクリスタル賞には、フランスのジェレミー・クラパン監督の「I lost my body」が選ばれました。

作品は、体から切り離されて迷子になった男性の右手が、過去を思い出しながらパリの街をさまよう様子を描いています。

長編部門には日本から湯浅政明監督の「きみと、波にのれたら」、原恵一監督の「バースデー・ワンダーランド」、櫻木優平監督の「あした世界が終わるとしても」の3つの作品がノミネートされていましたが、いずれも受賞を逃しました。

映画祭ではことし、20年ぶりに日本が特集され、数多くのアニメーション映画が上映されたほか、日本のアニメーターによるフランスの学生向けの講習会なども開かれました。