自民党岸田派のパーティーが開かれ、岸田政務調査会長は、夏の参議院選挙で勝利し経済の安定につなげる必要があるとして、結束を呼びかけました。
自民党の各派閥は今月、相次いでパーティーを開いていて、岸田派も15日夜、東京都内のホテルで安倍総理大臣や党幹部らも出席して開催しました。
この中で会長を務める岸田政務調査会長は、夏の参議院選挙について、「自民党が力を合わせて乗り越え、安倍政権の安定を図り、経済の安定につなげていかなければならない」と述べ、勝利に向けて結束を呼びかけました。
そのうえで岸田氏は「われわれの派閥が新しい時代を先導できるよう努力していかなければならない。会長として、その先頭に立っていきたい」と述べ、「ポスト安倍」への意欲をにじませました。
一方、来賓として出席した安倍総理大臣は「政策を進めていくためには政治の安定が大切だ。参議院選挙を勝ち抜き、さらに誇りある日本をつくっていきたい」と述べました。