今月、大津市で保育園児の列に車が突っ込み、2人が死亡した事故をうけて、岡山市の大森市長は、市内の保育園など子どもが通う施設周辺の交差点に、歩道に車の進入を防ぐため、金属製のポールを設置する対策を進める考えを示しました。
今月8日、大津市の交差点で、信号待ちをしていた散歩中の保育園児の列に車が突っ込み、園児2人が死亡しました。
この事故をうけて、岡山市の大森市長は15日の記者会見で、「保育園などには散歩などでどうしても通らないといけない危険な交差点があり、ハード対策が必要だ。車止めのポールがあるだけで大きな被害を防げる」と述べて、道路の安全対策を進める考えを示しました。
具体的には、保育園や幼稚園、それに小学校周辺の通学や散歩などで通る交差点で、歩道に車が進入するのを防ぐためポールを設置していくということです。
ポールは金属製で高さ1メートル、直径20センチほどのもので、1本当たり7万円程度で設置できるということです。