親父と息子の口喧嘩(中国、尖閣EEZで泥採取 無許可調査) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)での中国による無許可海洋調査問題で、中国の海洋調査船は海底の泥を広域で継続的に採取していることが22日、分かったそうだ(産経ニュ-ス2017.7.23 08:04更新)。」

 

親父「尖閣諸島周辺では、6月上旬から1カ月以上にわたって断続的に中国の無許可海洋調査が実施されている。」

 

親父「海上保安庁によると、中国の海洋調査船は尖閣諸島周辺で無許可調査を6月上旬~中旬と6月下旬~7月上旬に実施。7月10~15日にも久場島や大正島の北側海域で連日繰り返した。沖縄近海で3隻が同時に調査することもあったそうだ(同上)。」

 

親父「中国は東シナ海で海底資源の開発権利が認められる大陸棚を拡張するよう主張しており、正当性の根拠にするため地質分析を進めている疑いが浮上したそうだ(同上)。」

 

親父「大陸棚とは、陸地の周辺にある、深さ約200mまでのゆるやかに傾斜する海底のことだ。

一方、排他的経済水域とは、領海の外側で、水産資源や石油や天然ガスなどの鉱山資源について、沿岸国が管理する事ができる海域のことだ。

沿岸から約200海里の範囲を指している。」

 

親父「大陸棚とEEZが衝突すると厄介なことになる。

国連海洋法条約の規定に基づいて、国家が一方的にその国内法において大陸棚やEEZ を

設定しても、大陸棚が向かい合っている国のEEZと重なり合った場合には、その権利や管轄権の行使の過程において、当然のことながら相手国との間で衝突が起こり得るな。

これを防ぐためには、相手国との間で境界の確定作業が必要になる。」