親父と息子の口喧嘩(漁業監視共同パトロール参加名目、中国海警船領海侵犯) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「九州北部沖や青森県沖で領海侵入を繰り返した中国海警局の船2隻は、各国の海上保安機関による漁業監視共同パトロールに参加するため移動中だったとみられることが18日、関係者への取材で分かった。ただ、海上政策の専門家は「表向きの理由」と指摘。「中国による『日本海戦略』の足がかりとなる可能性がある」と警戒強化の必要性を強調したそうだ(産経ニュ-ス2017.7.19 07:09更新)。」

 

 

息子 「表向きの理由はどうであれ、ここは敵性国家シナ共産党の行為を、大いに騒ぐべきだ。

 

日本の領土を我が物だと、公言している国なのだ。近寄ってくるだけで、国民としては脅威に感じる。

 

話が脱線するが、人のものは俺のもの、という言い回しはジャイアンがよく言う言葉だ。なにやら習近平はネットで中国語の『ジャイアン』という言葉をネットで検索するのを禁じたそうだ。

 

顔だけでなく振る舞いも似ているということ位は、自分でも気付いているようだ。いや、周りの忖度かな。余談だった。」

 

 親父「日本側も仕返しをすればよいのさ。

奴等が領海侵犯する度に、海保も中国領海に出かけていって、『無害通航』して見せればよい。

きっと怒り心頭、わらわらと中国海軍艦艇が押し寄せてくるだろうよ。

そうしたら、海自も同じことをやって見せればよいのさ。」

 

親父「ところで、『北太平洋海上保安フォーラム』という代物があるらしいな。

これは、北太平洋における海上の秩序維持のため、北太平洋地域に位置する主要6カ国の海上保安機関の長が一堂に会する多国間の枠組みだそうだ。

海保のHPによると、我が国主導の下、2000年に東京において第1回会合を開催後、毎年開催国を代えながら長官級会合(9月頃)及び専門家会合(3月頃)を開催しているんだそうだ。

どうやら、中国はこのシステムを悪用しているんじゃないのかな。」

 

親父「関係者によると、共同パトロールは北太平洋の公海で、例年夏に日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、米国の6カ国の海上保安機関で構成する「北太平洋海上保安フォーラム」が違法操業の取り締まりを目的に実施しているんだそうだ。

問題の2隻は、この目的に便乗して中国側から派遣されたものらしいな。

だから、菅義偉官房長官は18日の記者会見で『対馬海峡と津軽海峡を抜け、太平洋に向けて航行するとの情報提供を中国側から事前に受けた』と述べたんだな(同上)。」

 

 

息子 「シナというのは悪だくみに長けていて、そういう国際社会の枠組みで使える部分は、悪利用してくる。

 

ここは、国民としては断固抗議だ。普通の国ではないのだから。れっきとした敵性国家だ。」

 

親父「東海大の山田吉彦教授は「中国に対する米国の『航行の自由』作戦への反発だ」との見方を示しているそうだ(同上)。

山田氏は2隻の航行ルートが北太平洋への最短航路に当たるとし『中国側はシーレーンとして重要視している』との見方を示したそうだ。

中国が将来の北極海航路の最短ル-トとして津軽海峡に目を付けていることは間違いないな。」