親父と息子の口喧嘩(「朝鮮半島で戦争なら日本が最も被害」=北朝鮮国営メディア) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「北朝鮮の国営メディアは、海上自衛隊がアメリカ軍の空母と共同訓練を行ったことを非難するとともに、『朝鮮半島で戦争が起きれば、最も大きな被害を受けるのは、まさしく日本だ』と威嚇し、北朝鮮に対して同盟国アメリカとの連携を深める日本を強くけん制する狙いがあると見られるそうだ(NHK NEWS WEB5月2日 20時27分)。

日本が気をつけなければならないのは、ミサイル攻撃よりむしろ国内でのテロだね。

多数の北の工作員は、東京にも大阪にも潜んでいるだろうから、地下鉄で大量のサリンを撒き散らすくらいのことは簡単に実行するだろうね。」

 

 

息子 「そこは本当に深刻な問題だ。相当な数の工作員がいるそうだ。千人単位とも言われる。

 

北朝鮮の対外向け国営ラジオである『平壌放送』は、先日『乱数放送』というものを行った。

意味の分からない数字の羅列を流すものだが、それは在日工作員への指示とみられているね。

 

こういう深刻な状況の中、北朝鮮の脅威から目をそらそうとする政党や、北朝鮮を擁護する団体、そしてテロ等準備罪の法律を邪魔しようとする面々は、明らかにおかしい。

 

つまりそちら側の人間たちと見た方がいいな。」

 

親父「2日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は、海上自衛隊の護衛艦が先月、アメリカ軍の空母カール・ビンソンと共同訓練を行ったことを非難する論評を伝えたんだが、

その中で、『アメリカに追従して、無事でいられると思うのは愚かなことだ』と主張したうえで、『日本の当局者は朝鮮半島で、ひとたび戦争が起きれば、最も大きな被害を受けるのは、まさしく日本だということをはっきりと知るべきだ』と威嚇したんだよ(前掲記事)。

金正恩一味が先ず狙うのは、在日米軍基地だろうね。

これまでも、具体的に三沢、横須賀、嘉手納を名指ししている。

その他には、岩国、佐世保などが考えられるな。

それに奴等は、在日米軍基地だけではなく、東京、名古屋、大阪を狙うと公言しているな。

もちろん、原子力施設の攻撃も行うと言っているな。」

 

親父「労働新聞は、朝鮮半島で核戦争が起きた場合、『米軍の兵たん、発進、出撃基地になっている日本が真っ先に(核爆発による)放射能雲で覆われる』と警告し、日本に対する核攻撃を示唆している(時事通信 5/2(火) 16:22配信)。

こんな脅迫を受けながら、『やるなら遣ってみろ、そのかわり平壌は地上から抹殺されるぞ』と言い返せないのが、非核国家日本の哀れさだな。」

 

 

息子 「自衛のための『敵基地(策源地)攻撃能力』を持つべきだね。

 

それによって、確実に国民の安全度がアップする。」

 

親父「お前さんの言う敵基地攻撃とは、相手のミサイル発射基地を攻撃して破壊することだが、実際に行うとなると簡単ではない。

一般的には、特殊部隊や工作員よる潜入破壊作戦やミサイル攻撃・爆撃等の手段が考えられる。

ところが、弾道ミサイル基地は相手方の 攻撃を受けることを予測して、当然のことながら秘匿されている。

山中や地下施設などを利用して、その位置を敵の眼から遮断している。

また、移動式の発射台を用いて、転々として常に位置の変更を図っている。

つまり、攻撃側はミサイルの現在位置の特定に非常に迷うわけだ。」

 

 

息子 「それは一理あるね。アメリカでさえ、全ての攻撃目標を補足することは難しいのだからね。

 

ただ、その攻撃をしようとする姿勢が重要なのだろうね。

 

完ぺきではないまでも、その能力を保持して、それをしようとする姿勢を持てば、おのずと抑止力は効いてくる。

 

少なくとも、そのどちらも無い現在の日本よりも、安全度は高まるはずだ。」