親父と息子の口喧嘩(世界遺産登録、韓国民間団体が捏造資料で日本の登録を妨害) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

息子 「あまり大きな話題となっていなかったのだが、ちょっとこれは問題だなと思うニュースをテーマにしたい。

またもや、関係の無い古い写真を使ったのねつ造が行われたようだ。

『昨夏の「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録をめぐり、韓国の民間団体が登録と直接関係ない資料を複数作成、関係国の選定委員らに配布し、組織的な妨害工作を展開していたことが2日、新たに判明した。(産経ニュース2016.4.3 05:00)』

このユネスコの世界遺産登録については、強制労働の表現を巡って話題になったのが記憶に新しい。
強制労働などないのは、誰もが知っているとこだよね。給与をしっかりともらっていた戦時徴用を、強制労働という言葉を韓国が官民をあげてすり替えを行った件だ。

ここでテーマとしたいのは、なんと韓国はその世界遺産登録前に、ユネスコ世界遺産委員会の全委員に、完全に別の写真を使ったビラや宣伝冊子を配っていたそうだ。

そこで使われていたのは、『大正15(1926)年9月に、当時、北海道にあった旭川新聞に掲載された写真』の転用だった。まったく朝鮮とは関係の無い『北海道で労働者1人が死亡した道路建設現場での虐待致死事件』という記事から、盗用してきていたそうだね。

あまりにも、あまりにも酷い。」


親父「情けない国民だねえ。まあ、韓国人の一部の心ない輩の仕業だろうけどね。
一昔も二昔も前のまるで無関係な『タコ部屋』の新聞写真をわざわざ公の場に持ち出して詭弁を振るうとはねえ。
同じアジア人として情けなくって涙も出ない。
そこまで、日本が憎いのか。
なら正々堂々と論陣を張れ。
裏でこそこそ立ちまわるな。
ところで、所謂『南京事件』にしても、類似した捏造写真が出回りすぎている。
この際、徹底的な検証が必要だな。
我々も微力ながら立ち上がるとするか。」



息子 「そうだねぇ。こういう写真の捏造も知らない人はそのまま信じてしまうからね。どうして関係の無い写真を使いまわしをするのだろうか。

親父が言うように、こういうことをするのはシナの得意技でもある。有名なところでは、『済南事件でシナの軍によって惨殺された日本人(民間人)の写真』だね。
その写真は、なんと被害者加害者が真逆にされて、まったく別の話にすり替えられて中国の教科書等に掲載されているのだよね。日本人によって被害を受けた中国人の証拠写真(731部隊の被害者)とされている。よくそういう恥知らずなことができるものだ。

捏造やウソをつくにしても、写真を自分で作ることができないのか。
自分達がひどいやり方で殺した日本人の写真を使って、自分達が被害者で日本人が悪いと宣伝するとは。。

今回の韓国のウソはそこまで下劣ではないが、同じような手口だと言える。

大体ユネスコの世界遺産登録と言うのは、そこまで日本がバカにされてまで登録していただくものなのだろうかね。」


親父「我が国のように国内法によって、文化遺産の保護や管理が制度上整備されている国にとってユネスコの認定など全く不必要だ。
ただ地元の観光業者を喜ばすだけの代物だ。
近年、世界遺産は文化ナショナリズムに利用され、無用な政治的、外交的な軋轢を生むだけの愚かな制度に成り下がっているな。」



親父「それにしても、韓国人の被害者意識は尋常ではないな。
つい最近でも、次のようなことがあった。
『韓国でまた捏造? 「関東大震災の虐殺朝鮮人の写真」と研究家が主張 写っている犠牲者は吉原遊女(産経ニュ-ス・2013.2.4)。
韓国の聯合ニュースは3日、韓国記録写真研究家のチョン・ソンギル啓明大東山医療院名誉博物館長(72)が「関東大震災で虐殺された朝鮮人を撮ったと推定される」として同通信社に提供した写真を公開した。
同ニュースは「虐殺は誤解?」「虐殺ではないと?」といった朝鮮人虐殺を否定する人たちを非難するような見出しをつけて写真を掲載している。
「写真上部には(関東大震災が起きた)大正十二年九月一日と日付が明記されている」とした上で、「数十体の死体が並べられており、死体の下着がはぎとられている。死体のそばに男性らが竹やりや鉄の棒とみられる非常に長い棒を持って立っている」と説明している。
チョン名誉博物館長は、この棒を持っている男性たちについて「関東大震災当時、朝鮮人虐殺を行った日本の自警団と推定される」と主張。さらに「女性の死体だけを選んで下着を脱がし、再び恥辱を与えたことは虐殺をも凌駕する蛮行の極み」と憤慨している。
しかし同じ写真が、東北芸術工科大学東北文化研究センター(山形市)のアーカイブスに明治44年の吉原大火の際の写真として、「新吉原公園の惨状」という説明をつけて収められている。大火で犠牲となった吉原の遊女たちを写したものとみられるが、当時の女性は着物の下に下着として腰巻きしか身につけていなかった。
このニュースはネット上で、「韓国、吉原女郎の遺体を関東大震災で虐殺された朝鮮人の写真発見とまた嘘」「別の写真を使い捏造の可能性」などと話題になっている。 』



息子 「こちらの写真使いまわしの話は知らなかったな。この関東大震災直後にデマが拡がって朝鮮人が被害に遭った事件については、学校の教科書にも載っていたし、勉強した。

けれども、これが真実の話なのだったら、どうして関係の無い写真を持ってくる必要があるのだろうか。写真が無いのなら無いでよいところを、まったく違う写真を使いまわしていることが判明したら、元々の事件自体もウソじゃないかと疑われても仕方ないな。」



親父「済南事件の犠牲者の検死は、同仁会 済南病院において、軍、警察、中国側の立会いの下で行われている。
写真と検死記録とが一致していると言われている。
検死台の上の遺体は誰が見ても損傷を受けた死者のものであり、何が生体実験か。
それに女性の遺体は白足袋を履いている。
日本人であることは一目瞭然だ。」



息子 「確かに。この辺りの話は、日本側もただただ言われっぱなしになっておらず、彼らが行っていることを認識し、指摘していかないとね。
なぜだかわからないけども、知ろうとしないないこと触れないことがカッコいい態度だという節がまだある。
日本人同士の間なら、それも美徳のひとつかもしれないけども、この件ではそうはいかない。次々とつけ込まれていくからね。

しっかりと、真実を周りに伝えていくことが将来の世代のために必要なことだ。」

おわり