今日は幾分目覚めの良い朝だった。のも束の間、急いで身支度を済ませ朝食を取った。それは美味しい肉饅頭で、何ともこれが手作りなのだ。悠長に味わう暇もないため、若干の昂った気持ちを意識しつつ噛み締めた。
誰もいないリビングで一人時計を眺めながら一息
ついた後、またいつもの動線へと流れた。
職場に着くやいなや、愚痴を聞かされるがこれもまた常のことである。どうやら、同期の態度が気に食わなかったらしい。事情などどうでも良い。とりあえず同情しておくが、差し障りない言葉を探すのも億劫である。またいつもと同じように時は流れていく。時短勤務の恩恵を被っている為、日が暮れる前には帰路につけるのだ。実にありがたいことだ。
自転車を漕ぎながら、スーパーに寄ってから帰宅かはたまた帰宅が先かを思い耽っていた。結果、後者を選んだ。
冷蔵庫内確認後、
自宅から徒歩5分の近さにある、スーパーへ
と向かった。と言いつつも、スポチャリはバッチリ活躍。
そう、今日はタンパク源が欲しいだけだ。目当てのコーナーへと直行。あぁ、半額シールはとてつもない満足感をもたらしてくれる、いつもありがとう。
エビとはんぺんを買った。問題ない、存外美味しいものは作れるし事実そうだったから。腹9分目
で抑え、手を合わせる。ふぅーー今日もお疲れさま。皆んなもお疲れさま。ああ、明日のご飯を炊いていたのだった、パカっとな...
ん?ベチョ?...ん??一合を二号として炊飯してしまったのだ。ぱっと見悟ったが、信じたくない光景でありわざとらしく演技してしまったのだ。
何とも見事な軟飯とな。
重くありながらも多少の笑みも含まれたような、そんなため息をこぼしながら、ラップに包んで
いった。