「そんな危ないところだったら、子どもも私も行きません!」昨晩、夕飯時に言われた言葉だ。
というのも、来年の予定として、家族揃って山梨へ遊びに行こうとお話をしていた時のこと。もともと、義母と私のパートナーである彼は似ていて、自然や野趣溢れるものは好きでは無い。どちらかというと、タワマンから優雅にワイングラスを片手に…都会的なものが好みだろう。
山梨には湖があり、豊かな山々やその恵み、虫や魚、まさに自然あふれる素敵な所だと思う。都会に住んでる身として、つくづく思うことだ。そもそもその様に感じているのならば、行かなければ良いものを。どうしても都会では味わえない断片を感じたいのだろうか。
「湖は足がつかないから、危険」はごもっとも。
「虫や動物が出ないところ」はいささか理解に苦しむ。はぁ…と内心ため息が出る。危険から我が子を遠ざけ続けた結果が、今私の隣にいる彼だ。彼は賢いものの、幼い頃よりその様な教育方針の元育った為に、何が危険か、どのくらいすれば危険なのか、が全く理解できていない。地頭は賢いものの、自然に疎いためなんともシティーボーイだ。
今の、この便利で何もかも揃っている時代において、縄文人の様な凄まじい生命力を養えとまでは言わない。しかし、いわゆる「人間力」は持っていて欲しいのだ。それが母の願いだ。どうしたものか…。