時のおと | Happy breeze

Happy breeze

輝いている ひと もの こと 言の葉 ひびき

 
 
 
 
 
風とともに大地を駆け
響き渡る音とともに踊ってきた
 
精一杯だった その時々の一瞬の重なりが
記憶の欠片に加えられた
 
 
二十年少し前に 命を預けられた
どうにもならない 余りに小さな重さ
どう守ってゆけばよいのか分からず
波立つ不安と 溢れ出る愛しさの間を揺れていた
 
愛おしい重みは
いつの間にか 見上げる大きさになり
美しい響きを奏でている
 
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求め探した果てに
懐かしく 不思議なご縁に導かれ
 
ある瞬間
どんな時も すべてが
ただ豊かに現れ続けているのだと
「私」ではない 大きな何かが気づいた
 
まるで春の夢のように 焦点が消え
仄かな残り香が漂っている
 
 
どんな音も 源から奏でられている表現
 
この瞬間の 時のおとは
どんな響きかな ✨