4。祈りを形にする
ある女性週刊誌に、「おかあさんの心がこもったお弁当」という見出しがありました。心がこもっていればカロリーや栄養のバランスなどは二の次、三の次でいい。これが日本の伝統、個性です。利休の茶の湯あたりから、こうしたとても個性的な、そして非論理的で非合理的な「祈りの文化」が強くこの国で育ちはじめたのです。
心をお弁当にこめる、いったいどうやるのでしょう。
祈りを形にする。この不思議な行動をなんとなくみんなで理解している。(だから「千と千尋の神隠し」なんて不思議な映画が作られ大ヒットするのです。)
これは、子育てにつながる心です。見えないところで心をこめる、祈りの世界です。
心をこめたかどうかは誰にもわからない。こめた本人にしかわからない。本人と宇宙の直接的関係を大切にする。これが日本の文化です。日本人の強烈な個性です。西洋の文化が輸入され、子育てが学問的、理論的になりはじめたあたりから、この良い伝統が消えはじめた。
あなたが「いい親になりたい」と思った瞬間、あなたはいい親です。結果で計られるものではなく、あなた自身の心の状態がすべてです。
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